ノンフィクション児童文学の力

著者 :
  • 文渓堂
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799902677

感想・レビュー・書評

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  • 「ほんとうにあった話は面白い!ノンフィクションは児童文学の世界を豊かにする。ノンフィクション児童文学の魅力と可能性を語り尽くした本。」

    著者について
    滋賀県生まれ。同志社大学商学部卒業。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、宮沢賢治学会、日本野鳥の会会員。童話や児童小説の他、子ども向けノンフィクションを多く書いている。野鳥や自然を題材とした物、人物ノンフィクションの作品が多い。2010年に作家や編集者たちと〈ノンフィクション児童文学研究会〉を立ち上げ、ノンフィクションについての研究活動を続けている。おもな著書に『スズメの大研究』星野道夫 アラスカのいのちを撮りつづけて』(共にPHP研究所)、『絵本 宮沢賢治の鳥』(岩崎書店)、『信長とまぼろしの安土城』『鳥のいる地球すばらしい』(共に文溪堂)などがある。『トキよ未来にはばたけ』(くもん出版)で第7回福田清人賞を受賞。

  • 2017 児童文学者 国松俊英

    ノンフィクションの児童文学には激動の時代をしっかりとらえる力がある

    ノンフィクションの児童文学とは?

    初めて書いたノンフィクションの本
    『はばたけオオタカ』

    単に個々の事実の忠実な記録ではなく、多くの事実を素材として扱い、最小限の虚構によってまとめた有機的統合体である。したがってフィクションと正面から対立するべきものではなく
    現実性、科学性、法則性を踏まえて、事実を最優先させ、それを生かすのみ虚構が用いられる

    (事実に基づいた記録性の強い文学)

    ノンフィクションのジャンル
    人物
    冒険探検
    動物と人間
    スポーツ
    歴史
    現代の子ども
    戦争
    事件や社会の出来事
    日記



    たかしよいち
    石川光男
    神戸淳吉
    小暮正夫


  • 私にはノンフィクション、ルポルタージュ、科学読み物、ドキュメント、伝記などの線引きが曖昧な部分だった。しかし、この本を読むと、その違いがきちんと記述され、スッキリとわかる。作品リストと解説も丁寧な案内書です。

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著者プロフィール

滋賀県生まれ。同志社大学商学部卒業。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、宮沢賢治学会、日本野鳥の会会員。童話や児童小説の他、子ども向けノンフィクションを多く書いている。野鳥や自然を題材とした物、人物ノンフィクションの作品が多い。2010年に作家や編集者たちと〈ノンフィクション児童文学研究会〉を立ち上げ、ノンフィクションについての研究活動を続けている。おもな著書に『スズメの大研究』星野道夫 アラスカのいのちを撮りつづけて』(共にPHP研究所)、『絵本 宮沢賢治の鳥』(岩崎書店)、『信長とまぼろしの安土城』『鳥のいる地球すばらしい』(共に文溪堂)などがある。『トキよ未来にはばたけ』(くもん出版)で第7回福田清人賞を受賞。

「2018年 『ノンフィクション児童文学の力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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