異世界居酒屋「のぶ」 二杯目

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 198
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800237217

作品紹介・あらすじ

ある日から店が異世界にある古都と繋がってしまった居酒屋「のぶ」。訪れるお客たちは寡黙な店主、ノブ・タイショーと給仕のシノブが振る舞う酒や料理が好きになり、たちまち古都では「のぶ」が受け入れられていった。そして迎えた秋。にわかに街の人々の間で不穏な"魔女"の噂が広まりはじめていた。さらに、魔女の噂を聞き付けた大司教まで古都に来訪して…。人と人の縁を結ぶ小さな居酒屋の物語。「小説家になろう」から生まれた異色グルメ小説第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • SFグルメ本ですね。
    料理は美味しいそうで短くて読みやすいです。
    二作目という事で次が楽しみですね。

  • 料理好き、グルメな人には最高の、料理で人々が幸せになるお話。

  • 1巻と比べると、さらに穏やかに、さらに平坦な物語になった。1時間足らずで読めるので読むのだけれど。

  • 元がなろう系、かつWEB原作なので
    多少難ありと感じてしまうのは野暮なので
    そういうもの、という区切りで読んだ方は良いでしょう。

    お初の面々がぞろぞろと。
    ある放蕩息子は実はとんでもない顔を
    隠していたりします。

    でも唯一の弱点は「とんでもない下戸」
    異世界でも基本的にのんべさんは多そうなのに
    致命的クラスの下戸であります。

    そして…1巻にもいたいやーなやつが
    また出てきます。
    後半には明らかにやばい描写が出てきますが…
    どう乗り切っていくのだろう。

    それと閑話には元々の世界での
    関係人物が出てきております。
    故あって、異世界に来たのでしょうね。
    彼らは。

  • 仕様は変わらずグルメ本だけど、短い話が繋がる中でストーリーも進むのがゆるく楽しい。一話が短めで、寝物語に読むのにちょうど良かった。
    娘曰わく、アニメでやったのがこの辺までらしいので、次巻から楽しみらしいです。

  • 2作目も面白い。この巻全体としては大殿の放蕩息子アルヌと吟遊詩人クローヴィンケルが中心かな? この巻もドラマ化されたストーリーがあり、読んでて楽しい。夕食前に読むと堪らないなあ・・・

  • 異世界とつながってしまった居酒屋のぶを舞台として繰り広げられる異世界人情物の第2巻

    大司教や伝説の吟遊詩人や貴族などの大物が登場して、国政にも関わっていってという感じでなぜか話しが大きくなりがちだが、、、
    今回は、ハンバーグ、天ぷら、唐揚げ、オイルパスタがうまそうでした

    以下再読のための備忘
    ・女傭兵、戦場で以前会った「鬼」に再開し胸をときめかせる
    ・ヘルミーナさん、元漁師の娘だけあっておしとやかに見えてレモンを握り潰す、、、
    ・大将、守破離中
    ・どんな麗句が飛び出すものかと身構えていたのだ。それが、一言だけ。しかし表情はその感想が万言にも勝るということを伝えていた。

  • リーダビリティはいい。トリアエズナマの如く、さくさく読める。
     読める言訳が、高度に発達した技術と、調理方法をきちんと持つノブ・タイショーの料理を、ちゃんと脅威を以て喰ってくれる異世界の土人の皆さんといふ、お話の構造であるのがナニ。

  • 続きだから。
    なんか、展開があるのかな、と。

  • やっぱり面白い。
    食べ物が美味しそうというだけで、こんなおもしろいもんかしら?
    とうっかり思いがちだけども、実は細かく練り込んである世界観。ちょこちょこ起きる大小の事件が次につながっていたりして、軽い伏線を拾う楽しみもある。
    アルヌが、「大殿の放蕩息子」だろうなぁ、とは予想がついたけど、クローヴィンケルが今も生きてる詩人だったとは。勝手に昔の偉大な詩人だと思っていた。大将も、アルヌも、自分の進む道がはっきり決まってよかったね。

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著者プロフィール

1983年、大阪府生まれ。大阪市立大学文学部卒。会社勤めの傍ら、読書趣味が高じて文章を捻り始め「邪神に転生したら配下の魔王軍がさっそく滅亡しそうなんだが、どうすればいいんだろうか」でデビューするに到る。著書は他に『異世界居酒屋「のぶ」』(宝島社)がある。

「2016年 『邪神に転生したら配下の魔王軍がさっそく滅亡しそうなんだが、どうすればいいんだろうか6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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