君にさよならを言わない (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 166
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800243140

感想・レビュー・書評

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  • 3.5
    読みやすい
    続編があるから読みたい

  • 幽霊が見える主人公と幽霊に関係した人たちとの物語の連作短編。どれも現世に未練があって主人公を介してハッピーエンドでよかった。さらりと読めました。

  • 目に見えるものが全てじゃない、目に見えなくても確かにあるものがこの世にはあるのだと思います。

  • 主人公の須玉くんが、毎回霊になった方と会い、助けていくストーリーである。物語後半で、須玉くんが色んな方と知り合いになっていたことに気づく。須玉くん自身が、事故にあったことで、霊が見えるようになった。物語が進んでいくにつれて、須玉くんの考えが変わっていって、人との関わりも濃くなっていったように感じた。

  • 死んだ幽霊と幽霊が見える主人公の物語。主人公はこの世に未練を残した幽霊の願いに応えていく。なかでも「風の階段のぼって」という作品が感動的で、生きている間に伝えたいことは恥ずかしくても照れくさくても伝えておくべきだと感じた。

  • 主人公はおなじで、違う出来事の短編集。

    霊が見える主人公のはなし。個人的には1話目のふかーいバージョンが見たかったかな。短編集になると、なんとなーく繰返しが飽きてしまった。


  • ぼくには、幽霊が視える。

    事故をきっかけに幽霊が視える男の子の話。一つ一つが短編集でテンポ良く読みやすかった。
    .
    幽霊のやり残したことに協力できるって優しいな。初めて会った幽霊が初恋の幼馴染だからこそより親身になれているのかもしれない。
    .

  • 交通事故で命の危機を乗り越えた時から、幽霊が見える&喋れるようになった主人公。やり残したことがある幽霊たちの力になって成仏できるように手助けする主人公が優しさに溢れてると感じた。
    色んな幽霊たちとのエピソードが短編で書かれている。
    死とは無縁であると思っていたが、急に死んでしまうこともあり、心残りがある幽霊たちは誰にもわかってもらえないまま、この世を彷徨っているのかなと考えると悲しくなった。幽霊とは怖い存在だと思っていたが、この作品では違っていて、より身近なものに感じられた。

  • 幽霊が見えるようになった少年が主人公の連作短編。1話目を読み終わったあとは、ちょっと物足りない。この調子で続くのかな?と続きをためらった。んで実際その調子で続くんだけど、なんか面白い。なんか好き、になってた。

  • 感動系がすこし苦手なので 七月隆文は好きだけどもすこし合わなかった〜と思う 素敵な話だけど 最後の女子高校生のお話が一番心に残りました 女の友情って友情だけじゃ終わらないなにかがあるからよいのよ

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著者プロフィール

大阪府生まれ。『Astral』(電撃文庫)でデビューし、ライトノベル、一般文芸などジャンルを超えて幅広く活躍。第3回京都本大賞受賞作『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社文庫)はミリオンセラーとなり話題を集めた。他の著書に『君にさよならを言わない』(宝島社文庫)、『ケーキ王子の名推理』(新潮文庫)などがある。

「2021年 『100万回生きたきみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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