あの世のこと

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800272157

感想・レビュー・書評

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  • スピリチュアルなお話が苦手なもので、140ページ目までピンといかない言葉ばかりだったけれど、後半になってやっとマインドフルネスの先生が繰り返し教えてくれて、心に馴染んだ内容になってきた。

    『反応しない練習』の草薙龍瞬さんとの対談はわりと面白かった。

    自分ではまず手に取らないタイプのタイトルと内容だったけれど、深い悲しみを経験した人には救いとなる内容なのだろう。私もいずれお世話になるかもしれない。

    「若くして亡くなった人たちは、その課題をいち早く達成し、神の元へと帰った」とあるけれど、じゃあ長生きする人は、魂の課題をだらだらとクリアできない出来損なの?と思ったり…。

    心が反発を覚える部分は、なぜそう感じるかを深掘りすることで、自分のこだわりや価値観に気づけそうだと感じた。

    我が意を得たり!な本も良いけれど、それだけじゃ視野は広がらないかもしれない。たまにはこんな読書も良いのかもしれない。

  • 私の体験談ものせていただきました。シスター鈴木の本には静かな喜びと希望があります。

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著者プロフィール

聖心会シスター・文学博士
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランスとイタリアに留学。
米国スタンフォード大学客員教授、聖心女子大学教授を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心会会員。
修道院で8 年間にわたる沈黙の行を経験し、長年、日々の瞑想を実践。
教育活動のほか、ゲシュタルト・セラピーに従事、文学療法を開発する。
日本に初めてエニアグラムを紹介し、以後、日本におけるエニアグラムの第一人者として高い評価を得ている。
著書に、『死にゆく者からの言葉』(文春文庫)『愛と癒しのコミュニオン』『心の対話者』(文春新書)『9 つの性格』(PHP 文庫)『人はいつか死ぬのだから』(PHP)など多数。

「2023年 『悲しまないで、そして生きて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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