- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800280374
感想・レビュー・書評
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栗山監督の本です
大谷翔平との話もありますがやっぱり中田翔との関係が刺さります。
これだけ期待してもらって目をかけてもらって。
ファンを見てなかったんやなと思います。
栗山監督も言い続けてたと思いますが届かなかった。
僕はまだ一緒に先を見たいと思う部下に出会ってないです。
ただ一緒に仕事したいと思う部下はきっと現れるんやろなと思います。
その時に栗山監督と中田翔みたいな関係になれるのかなと思いました。
中田翔を暴力事件で巨人に放出した断腸の思いはとてもよくわかります。
そういう意味で近いのは娘と息子かなと思います。
僕は2人のファンです。
良い道に進む伴走者でありたいと思っています
。
論語と算盤はもう一度読み直す必要があると思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
埼玉県の星、渋沢栄一の論語と算盤を辿り巡り合った一冊。
栗山監督の暖かさとストイックさがにじみ出る、指導者の学びと行動の芯。最良の選手は、最良のリーダーとの出会いによって育つんだなとしみじみ。
「未だ徹しきれず、未だ到達できず」未徹在の哲学! -
また素晴らしい本に出会うことができて本当に感謝の気持ちで、いっぱいである。
元々は、渋沢栄一「論語と算盤」を栗山監督が選手に配っているときき、随分と前に買っておいた本だった。
今回のWBCで、これは読まねばと探し出して読み感動の連続に、感動の気持ちしかない。
栗山さんの人柄、生き方、考え方の凄さに、心からの共感と感動を覚えた。
私も栗山さんのように生徒と接して行こうとという思いを新たにした。
小松さんのあとがきに「私はリーダーや若いビジネスパーソンにこの教えを伝えたい。この教えを皆が知れば、日本の未来は必ず輝くと思います。」とある。その通りだと思う。
私も教師として死ぬまでこの教えを伝えて行きたい。
2023年現在。大谷翔平は、メジャーで大活躍し、生きる伝説としての自分を世界中に見せつけている。
コロナ禍、ウクライナ戦争と暗い世の中にあって、大谷翔平の活躍が、どれだけ人々の心に光や希望を与えてくれたことか。
大谷翔平の輝きは、自身の素晴らしさによるところも大きいのは当然だが、父親を始めとする周囲の人間、特に二刀流を共に夢見た栗山監督の存在は大きかった。
大谷翔平の目標達成表の中に「論語と算盤」が付け加えられた。素晴らしいことだと思う。
渋沢栄一、栗山英樹、大谷翔平。こんなに素晴らしい人物が生まれた日本に誇りが持てる。
私も日本のため、世界のために努力を続けて行こうと思う。 -
栗山監督の本は2冊目。
折に触れ栗山さんが「論語と算盤」に並々ならぬ想いをお持ちなのは心得ておりましたので、新たな発見というよりは、ざーっと確認、みたいな気持ちで読みました。
栗山さんが読み込み、読み返し、咀嚼して、いかしているあれこれが書かれています。「使い方の例」とすると分かりやすいかもしれません。
なので、生きていく指針としてのものを求める場合は、やはり原書を読むのが良いでしょう。論語と算盤でも、さらに遡って論語でも、読みやすく触れやすいほうを選べば良さそうです。
私を滅して他に尽くす姿勢(監督だと日ハムですね)、そこまで熱い気持ちで何かをなしたことがありませんので、本当に感服します。スポーツする人だとわかりやすいのかな。善く生き、自分とも対話をしながら出会いを楽しみたいと思います。 -
栗山英樹監督が、愛読書としている渋沢栄一の「論語と算盤」をどの様に解釈し、自分の言動に移しているのかのエピソードを著した一冊です。かねてから、栗山監督の言動に感銘を受けていたので、その言動が「論語(道徳)」と「算盤(経済)」を基にしているということを本書にて知ることができ、渋沢栄一の「論語と算盤」を読んでみたいという読書欲が湧きました。巻末には、渋沢栄一の玄孫である渋沢健さんとの対談もあり、これもまた興味深いものがあります。
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大谷君が大活躍しているこの時期に読むと、栗山監督の采配がいかに優れていたのかよくわかります。
監督自信がヤクルトの選手だったころのエピソードを読んで涙が出てきました。
野球ファンではない方にもオススメ。子育てにも役立つ本だと思います。