疑う力 「常識」の99%はウソである

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800293695

感想・レビュー・書評

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  • 多動力を読んで以来、妙にこの方の本に惹きつけられてしまうのだが、本書を読んで理由がよく分かった。自分と考え方が似てるんだ。ビジネスの視点(アイデアと実行力)では足元にも及ばないけど、価値観は本当によく似てて、あるあるって笑いながら読めましたw

    タクシーの運転手が客にルートを聞いてきたり(これは上京してから驚いた)、シートを倒してよいか聞いてきたり。いちいち聞くなと。常識の範囲で好きにしてほしい。

    領土問題も完全に同意。国益の観点もあるからそうやすやすと「ハイ、あげます」とはならないだろうが、領土を巡って不要に隣国と対立し続ける必要性は理解できない。

    原発は、「事故だ!危険だ!完全廃止だ!」なんてお前正気かと。物事を一面的に捉えすぎている。急進主義ではなく漸進主義であるべきという言葉は良い。

    若いうちから結婚してマイホームを購入するなど狂気の沙汰だと思う。しかしこの価値観は僕も両親に全く理解されず「女を紹介しようか?」。とことんズレてる。

    大麻は一度吸ったことがある人ならよく分かると思うが、あれならばタバコの方が体に悪いだろ…タバコ税とかこつけて民から金を巻き上げたかったとしか思えない

    などなど。

    何を信じるかは人それぞれなので、人の思考や思想にとやかく言うべきではない。ただ、人と同じことをしててもバカを見るだけ。

    ---
    20190809 再読: 意外と頭に残っていること

    ・日本の法人税率の高さ

    ・インバウンドが増えているのは、自国の方が豊かになっている一面もある

    ・バイトテロは昔からあった。バイトテロを報道するのは視聴率が稼げるから

    ・資格試験は金儲けしたい連中の利権を守るための仕組み

    ・クソリプ返しは知的大喜利

    ・人生のパートナーは局面に応じてファジーに変えていい

    ・事故に巻き込まれないように気をつける。スクランブル交差点、電車のホーム、タクシーに乗る時は後部座席でシートベルト着用

    ・本はいずれダイナミックプライシングになる

  • 様々な事例を挙げて、世間の常識はおかしいと書かれているが、その内容一つ一つが大切なのではない。
    どんな事象に対しても疑問を持ち、自分で思考することが大切だと言うことを伝えたいのだと感じた。
    読んでいると、ある時は批判しているが、ある時は肯定している時がある。これはホリエモンがそれに対して感情的に発言しているのではなく、その事象それぞれに対して個別に思考しているからであって、決して矛盾しているとかではない。
    つまり、第3の目を持って生きろと言うこと。
    周りなんて気にするなとかそう言うことではない。
    周りも自分も含めて、もっと客観的に視野を広げて物事を捉えべきということ。
    鳥になったつもりで生きてみる。

  • いつもの堀江さん。
    基本的には娯楽本。
    「それな」っていうのもあれば「いやないわー」っていうのもあります。

  • 情報は山ほどあるが、そのまま鵜呑みにするのではなく、自分で調べ、考えることが大切だという事。

    もちろんホリエモンが言ってる事も違うんじゃね?と思う事もしばしば。
    ・北方領土、竹島、尖閣諸島あげちゃえば?という考え、尖閣諸島は原油等資源がある可能性があるため中国が後からうちの領土だと主張してきたもの。領土問題で小競り合いになって戦争なるのが馬鹿馬鹿しいと言ってるけど、はいどうぞ!と自国の領土あげるとそれこそ「あ、日本簡単にくれるんだ!」と拍車がかかり、それこそやばいんじゃないの?と思った。
    ・座席問題。「黙って倒せよ」というやつ笑 もし仮に黙って倒したことに腹を立てて殴られたら?自分の時間が、とか言ってるけどそれこそ自分中心に考えてないか?色々あるけどこんくらいで。
    ・コンビニは添加物が多いからとかで避難するのはおかしいっていうのは賛成というか中立かな、食べ物が棚に並ぶまでの過程はスーパーであれコンビニであれ見れない。あくまで棚にある食べ物。製造過程で極端に言えば誰かの鼻くそ入っててもわかんない笑飲食店なんてもっと怖い、食べ物はあくまで自己責任で云々かんぬん言うなら自分で畑作って一から作るべきなのかな。

    他にも色々言ってたけどマスメディアは視聴率欲しいが為に大げさに言う。起訴されてもいない人を犯罪者に仕立てたり、災害があっても被災者より視聴率である。

    全てを疑って自分で考え、情報を汲み取る事が大切。

  • 世の中の内容について、何でもかんでも鵜呑みにしない
    ことって大事だと思う。色んな目論見を持って発言する
    ことが多いので、1つの情報網からではなく、多角的に
    複数の情報を得ることが大切。

    それだけではなく、
    その情報を受けて自分はどう思うかを
    正しく意見出来るように自分なりの解釈を入れること、
    これが大事。

    情報は溢れかえっているがゆえに、
    誤った情報を掴んでしまうことも多い。
    ただ、それを恐れるのではなく、
    正しくないかもしれないと意識しながら情報に触れる
    ことによって、鮮度の高い情報を得ることが出来る。

    とはいえ一番良いのは、直接自分の目で見ることかな。

    【勉強になったこと】
    ・目指すべきはオンリーワンになること。
     量より質で勝負しない限り、長時間労働は減らない。

    ・待遇に納得がいかないなら、サッサと辞めるべき。
     質が優っているところがあるのであれば、
     仕事は他でも出来る。

    ・正しくない情報が拡散されてしまって、
     誤認識されて常識化されてしまうこともある。
     例えば、
    「子宮頸がんワクチンの副作用は証明されていない」
     が、副作用があると広まってしまって、
     ワクチン接種率が下がってしまうといったことも
     起きてしまっている。

  • もっともな意見もあるし、ん?と思ってしまう話もあるが、炎上しようが自分の意見をここまでハッキリと言ってくれる人は今の時代貴重だと思う。

  • ファクトフルネス味のある内容物だった
    世の中の恣意性で塗りつぶされているニュースや問題をぶった斬っていくのは気持ちが良かった

  • 各トピックが数ページでまとまっているので読みやすい。頭がキレる人が書いた本は論点が分かりやすく、数時間で読み終わった。国やメディアのことは信用ならず、自分で考えて多角的に物事を見ることが大事。読書しかり。
    特に教育について強く共感を覚えた。偏差値教育は崩壊すると思うし、大学が就職予備校になってしまっているのは実に勿体無い。

    筆者の述べていることを疑うならば
    私はベーシックインカムは成功しないと思う。FIREが流行っているように、最低生活の保証をしたところで働く意欲は湧かず、むしろ働かずに株式投資等で乗り切る方法が流行りそうな気がする。ただでさえ多い国の借金が増えて、国がますます破綻していくのではないか。

  • 思考する癖をつける

  • 堀江貴文さんの本は何冊も読ませていただいた。

    とにかく、常識を信じるな。
    自分で考えたことを信じて突き進めというメッセージのようなものを毎回感じる。

    当たり前なんて存在しない。
    フィルターを通して物事を見ないようにしたい。

  • BOOK OFFで購入。常識を疑うのは当たり前。個別に事例を上げて解説しているが、同意できかねる主張もある。要は自分で考えろと言う事だ。日本人には分からないだろうな。


  • 〘 常識を疑え 〙

    □本書のテーマは常識を疑うことの大切さである。あらゆる角度から、本当にそうなのか?根拠はどこにあるのか?を考えるきっかけとなる。
    □法人税を引き下げる代わりに、消費税を広く薄く徴収し教育や社会保障に再分配する方法を推奨していたが、贅沢品等はともかく、消費するもの全てに一律かけてしまった場合、明日の食いぶちも不安な人にとっては酷ではないかと思った。
    □起訴されて裁判が始まっても、司法では判決が出るまでは「推定無罪の原則」があるが、多くのマスコミは視聴率が取れるからという理由で「推定有罪」の如く報道する傾向があるもよう。今報道されているニュースも、素直にそうなんだ、と受動的に聞くのではなく、本当にそうなのか?と能動的に情報を集めることが大切だと思った。

  • 新時代に必要なのは情報力と「疑う力」既得権益者と大マスコミが流す「洗脳情報」から目を覚ませ!‼️誰も言わない33の提言からみえる、堀江式「発想法」のすべて。 「はじめに」〜ちょんまげを結ったり、お歯黒をつけたりすることを常識だと思っている人は、もういないだろだから、今の日本の常識だって、10年後、20年後には、非常識になっているかもしれない。 そんなものに振り回されていては、一生バカをみる。常識を疑う力を持とうウソをウソと見破る力を養おう。 人と同じことをやっていたら損するだけ。 ファクトに行き着くためには、自分自身の頭をつかって「なぜ?どうして」と思考を続けるよりほかない。 「言ってはいけない」33の提言‼️
    ●日本政府に税金を払うくらいなら、アマゾンに投資したほうが生活は豊かになる
    ●キャッシュレスを笑う者は商売で泣く
    ●すぐれた「職人技」のほとんどがデジタル化できる
    ●「バイトテロ」を報道するくらいなら「ホンモノのテロ」を防ぐ手立てでも考えろ
    ●尖閣諸島は中国に、竹島は韓国に、北方領土はロシアにあげちゃえば?
    ●和牛を叩き売りするような「安売り厨」は淘汰される
    ●資格なんて単なる利権。実力は資格で測れるものではない
    ●組織も国家も民主主義より「ワンマン独裁制」のほうが改革は進む
    ●「席、倒していいですか?」という非効率マナーは「自己中」人間のリスクヘッジ
    ●すがすがしいまでの「パクリ根性」が経済を回す
    ●本をバカにしている人は正真正銘のバカである ほか
    【目次】
    第1章 フェイクニュースに騙されるな!
    01 日本政府に税金を払うくらいなら、アマゾンに投資したほうが生活は豊かになる
    02 キャッシュレスを笑う者は商売で泣く
    03 すぐれた「職人技」のほとんどがデジタル化できる
    04 「出稼ぎ先」として、日本は外国人からソッポを向かれつつある
    05 ブラック労働に甘んじている限り待遇は改善されない
    06 「情報操作」と「人質司法」。東京地検は"正義"じゃない 07 マスメディアは戦時中の体質から何一つ変わっていない
    第2章 誰も言えない「不都合な真実」
    08 「バイトテロ」を報道するくらいなら「ホンモノのテロ」を防ぐ手立てでも考えろ
    09 「国」や「国籍」などのボーダーに固執する奴は時代に取り残される
    10 原発アレルギーの「放射能」な人たちは現実をわかっていない
    11 冤罪の可能性をゼロにできない限り死刑制度には反対
    12 尖閣諸島は中国に、竹島は韓国に、北方領土はロシアにあげちゃえば?
    13 "カネなし非モテおっさん"の孤独はやっかいな問題に
    第3章 信じる者はバカをみる
    14 和牛を叩き売りするような「安売り厨」は淘汰される
    15 資格なんて単なる利権。実力は資格で測れるものではない
    16 ウマい肉をたらふく食べる生き方こそ最高
    17 組織も国家も民主主義より「ワンマン独裁制」のほうが改革は進む
    18 大学はオワコン化する。学費を払うくらいならそのカネで企業しろ
    19 SNSの流行で新時代の「一億総白痴化」が進んでいる
    20 「健康オタク」の主張は科学的根拠に乏しいただの思い込みだ
    第4章 「同調圧力」なんてクソくらえ!
    21 子どもの才能を育てるのは学校教育ではなくパソコンやスマホ
    22 結婚は楽しい人生を邪魔する障害でしかない
    23 「ゼロリスク症候群」にとらわれていたらがんは撲滅できない
    24 マイホーム購入のために多額の借金を背負い込むナンセンス
    25 子どもを生まない自由、子どもを育てない自由があってもいい
    26 ベーシック・インカム導入で「好き」を仕事にできる時代がやってくる
    第5章 日本の常識は世界の非常識
    27 「席、倒していいですか?」という非効率マナーは「自己中」人間のリスクヘッジにすぎない
    28 AIやLINEでも診察はできる
    29 世界のサッカーの中心地は日本になる
    30 マンガは「時間密度」が最も高い最強のメディア
    31 すがすがしいまでの「パクリ根性」が経済を回す
    32 本をバカにしている人は正真正銘のバカである
    33 民間企業が参入すれば海外旅行のノリで宇宙旅行できる時代が必ずやってくる

  • ふむ

  • この本を読むと、いかに自分が常識に捉われ、凝り固まった考えになってしまっているかが分かる。自分の常識は他人には通用しない事が多い、それを強要しない事、身が引き締まります。。。
    常識を疑う=他の人の意見を参考にする事ではない、まずは自分はどう考えるかが大事。常識に捉われたくない、著者が感じる世間の常識をどう考えているのかがわかる。

    個人的に好きな文
    常識はいつだって僕たちの自由な思考を縛ろうとする。この事実をスルーしてはいけない。鈍感になってはいけない。それっておかしくね?と気づける人にしか、大きなチャンスはやってこない。これだけは、疑いようのない事実。

  • それっておかしくね?から何事も始まる。
    本質を理解しようとする人は何事も前に進むし、本質をいつまでも理解しようとしない人は逆にいつまでも色んな回り道…な気がしました。

  • ついつい他人の価値観にひっぱられそうになる日常生活の中で、自由な思想かつ本質をとらえようとする堀江さんの視点を知ることで、少し自由になれる気がします。みんなが言っているから正しい、と判断するのではなく本質を考え、そして自分らしくいれば良いんだと思えます。

  • 常識って何?本当にそれは正しいことなの?その行動は自分で考えた結果なの?何も考えずに、世間が当たり前だと、常識だと言っているからそのとおりにした。じゃダメだよ。ちゃんと自分で考えて行動しようよ。って当たり前なことなんだけど、自分も流されることが多いから読んでてハッとしたり、でもホリエモンが言ってること全部が全部そうだよなぁとも思えなかったり、読みながら考えることが多かったかな。

  • まぁ簡単に本の内容を要約すると、常識を疑え、思考作動せよ。

  • 面白かった

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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