勘違い 渡良瀬探偵事務所・十五代目の活躍 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800296641

感想・レビュー・書評

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  • No. 24い006F,73      読了日:2024年 1月 8日

    八尋さんから北川さんに向ける気持ちが淡い恋心のように感じ推理小説というよりは恋愛小説に近い感覚で読みました。

    終盤、推理小説ということをすっかり忘れ恋愛小説として楽しんでいたところ北川さんがとんでもないことになり、驚きました。そこからの、伏線回収はすごく面白く感じました。
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    ⭐あらすじ
    八尋は通夜の為久しぶりに実家に帰省していた。葬式で久遠という少女に出会い八尋の思い出を聞きたいとお願いされる。八尋は小学生から中学生の頃に体験した事件を語り始める。

  • 途中まで学校の七不思議的な感じの話だったけど終盤はそれまでとは違う話になって面白くなった

  • まさかの結末がおもしろかった。

  • 図書館で借りた本。
    親族の不幸で実家に帰って来た八尋竜一は、自宅前で高校生の少女に出会う。高校生は久遠と名乗り、竜一の昔の話を聞かせて欲しいというので、小学生から中学生にかけて身の回りで起こった小さな事件の話を始める。

  • 不思議な設定のお話でした。タイトルの通りといえばそうですが、前半と後半でだいぶ内容が異なり最後は綺麗に回収していました。
    中学の時の同級生が10年後だいぶ変わっていることはリアリティがありました。ただ、思い出話を語る八尋の実直さが変わってしまったことが残念で、この設定を取るにしてももう少し良い様であれば救われたなぁと感じます。

  • 一応は、ミステリなのだろう。

    探偵役が謎解きをしていくのはもちろん、
    全体を通じて「大きな謎」が仕掛けられていて、
    終盤に差し掛かると「え、何それ!?」という展開が(^ ^;

    大きな謎は、読者には明示されていないので、
    ところどころ違和感を覚えつつも普通に読み進む。
    が、最後に「そう来たか」ですわ(^ ^;

    全体の文体とか、思い出話とかから
    勝手に「えぇ話」だろうと思って読んでいると、
    意外な人物がクズだったり(^ ^;
    最後はかなり「卑怯な」展開とも言える(^ ^;

    タイトルにも、二重の罠が仕掛けられていた(^ ^;
    ほんま、この作者は、ずるいわぁ...(^ ^;

  • 『娯楽』★★★☆☆ 6
    【詩情】★★★★☆ 12
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★☆☆ 6
    「人物」★★★★☆ 4
    「可読」★★★★☆ 4
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★★☆☆ 6
    『印象』★★★☆☆ 6

    《総合》69 C+

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