別冊宝島 ヤクザと芸能界

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800297792

感想・レビュー・書評

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  • タイトルには芸能界しか書いていないが、芸能界だけでなく、球界、角界、格闘技界と反社会的勢力のつながりについても詳しく述べられている。

    あと、昨年(2019年)の吉本興業の闇営業問題についてもカバーされているので、現時点ではこの手のネタの最新本ではないかと思われる。

    驚いたのは角界と反社勢力の深いつながり。この件については一時かなり世間でも騒がれ、角界を揺るがしたことでその後はクリーンになったように勝手に思っていたが、本書では地下に潜っただけで相変わらずかかわりは深い、と断じているところ。

    本書を読むと、角界だけではなく芸能界も党外勢力とは相変わらず切っても切れない仲であることが良くわかる。

    なお、笹山敬輔著「興行師列伝 愛と裏切りの近代芸能史 」(新潮新書)と併せて読むと、芸能界と反社勢力のつながりのルーツが分かって面白い。

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著者プロフィール

1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに。週刊誌、実話誌などに広く暴力団関連記事を寄稿する。主な著書に『ヤクザと原発 福島第一潜入記』(文藝春秋)『潜入ルポ ヤクザの修羅場』(文藝春秋)『サカナとヤクザ』(小学館)などがある。

「2021年 『修羅の花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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