別冊映画秘宝80年代悪趣味ビデオ学入門! (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
- 洋泉社 (2013年2月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800300843
感想・レビュー・書評
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懐かしい映画がチラホラ。
80年代のB級、C級映画って結構面白かったかも。
40代、50代の映画マニアにはお薦めのムック。
当時、代々木にあった海賊ビデオ屋、よかったなぁ。
違法だけど、当時日本未発売のビデオも、独自に字幕入れて貸し出ししてた。
画質はめった悪かったけど(苦笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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担当/装丁・本文デザイン
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大好きです!
地上波放送では間違いなく一生見られない映画ばかり、それどころか需要が無いからDVD化もされないからレンタルも無理であろう悪趣味ビデオ情報がたっぷり!昔は良い時代だったなー。
日曜洋画劇場で「エマニエル婦人」だもんな〜。 -
名著『絶滅危惧ビデオ大全』を読み、ビデオ収集をしている方なら間違いなくオススメの一冊!
また、80年代の日本で実際にあったビデオバブルという狂乱の時代の一端を垣間見るのも楽しいです。
両書に共通しているのは「ゴミみたいなビデオ、ギャハー!」的なノリではなく。いろいろな思いや意図があって作られた映像作品へ、いろんな角度にゆがんだり屈折しつつも愛情を注いでいること。
このへんはビデオを集めておられる方々なら、きっとわかってもらえるはず!
本書では劇映画を扱っています。
再ソフト化されず、この世から消えてしまうには惜しい逸品から、ゲテモノ趣味的に記憶にとどめておきたい珍品まで取り上げられています。
(余談ですが、自分がコレクションしているビデオは一本も入っていませんでした。奥が深い!)
単なる映画レビューにとどまらず、80年代前後のビデオバブル時代の雰囲気や、現代に至る制作者や関係者の変遷も語られています。
個人的には『エクスターミネーター』の監督グリッケンハウス(本書では『過去を呼ぶ予言者』が収録)が、映画をさっさと見切ってセレブになっちゃってるあたりが悔しくてたまらんかったです。 -
急いで作ったのか、鼎談のページとかおかしい所があるけど、『殺人豚』に出演してるキャサリン・ロスがあのキャサリン・ロスではないことがわかったのが収穫。