- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800302304
作品紹介・あらすじ
さらなる凸凹が待っている!新宿、池袋、高輪、谷根千など、新たな東京エリアのほか、スリバチの本場・下末吉や横浜などにも遠征!見て楽しい、歩いて楽しい、17+2エリアの凹凸マップ付。
感想・レビュー・書評
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東京からの遠征で、横浜・下末吉(地質学では下末吉面という台地の名前になっている)、仙台(ブラタモリで扱われた)のスリバチ(「台地に低地が谷状に切れ込み、三方向が斜面に囲まれたような形状の地形になっている場所」)も紹介。
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2020/10/11
スリバチシリーズ
新書版より大きいので見やすいかも -
さいこう、ロマン。
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いやー面白かった。見やすいスリバチ地形図がサイコーです。東京のスリバチを見に出かけたくなることうけあい。今回は横浜・仙台編もアリ。
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2018年7月16日読了。前作が好評だったという東京スリバチ学会の第2弾。前作の残り物かと思いきや、高輪に上野の、等々力・尾山台や、横浜の興味深いスリバチ地形が多く取り上げておりこの世界の奥深さに改めて感じ入る。個人的に東京でジョギングしているときにいきなり現れる丘や坂道には苛立たせられることもあるが、この本を読んでおけば「おおっ!出たスリバチ地形!」と逆に嬉しくなり腹が立つ事はなくなるメリットがあるか。巻末で新潟・仙台にも遠征しており、スリバチ視点の広がりを感じる…他国にもこういう街歩きの観点はあるのかな。
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東京で生まれ育ち、通勤通学していた頃には何も感じなかった東京の地形。
東京を趣味で走るようになってから、「東京って、こんなに坂だらけだったのか!?」とやっと気付いて、東京の坂について興味を持つようになったので図書館で借りた。
流し読みのため、自分ルールに基づき、「読み終わった」扱いにせず。
追記:「未設定」があまりに増えてきてしまったので、読み終わってないけど「読み終わった」に登録変更。
タグに「飛ばし読み」を新たに作り、区別することとする。2020/12/20 -
東京「スリバチ」本の第二弾。相変わらず濃ゆい。
【川崎市立高津図書館 454.9】 -
<目次>
はじめに
第1部 「スリッバチ」を楽しむ~スリバチ再入門
スリバチ地形のおさらい
スリバチの愉しみ方の深化
スリバチが教えてくれたこと
第2部 「スリバチ」を歩く~断面的なまち歩きのすすめ2
都心の気になる谷
地形マニアの悦楽
台地と低地の狭間で
スリバチの本場
スリバチ学会の遠征
<内容>
東京スリバチ学会の第2弾。地図のページに進みつ戻りつためすがめす文章を読む楽しみ。このエリア凸凹地形図が秀逸で、何度も眺めてしまいます(仙台編と新潟編が地名などの注記が読みにくいのが玉にキズ)。文章もわくわくします。すぐにでも現地を歩いてみたくなる。学会の方々は教養がかなりお有りだが、多くがグラフィック系の方々で、何かあるのですかね?タモリさんもこうしたジャンルは大好物で、彼の貢献なくしてこのジャンルがこのように陽の目を見ることもなかった気もしますが、私も学会に属したいですね。地形と歴史は密接な関係にあること、この本は見事に証明しています。それにしても神社の立地が、舌状台地の先にあるのはなぜ? -
とにかく圧倒的な情報量で愛する地形をカシミールで再現しながら解説をたっぷり加えた本。
ライトな地形ファンとしてはいささか食傷気味になりました。 -
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