電気がなくても、人は死なない。

著者 :
  • 洋泉社
3.89
  • (2)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 45
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800305428

作品紹介・あらすじ

電力会社なんてなくたって、生きていける。原子炉をつくった本人だから知っている電気のムリ・ムダと、オフグリッドな暮らしの楽しみ方。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 現代人は電気を使いすぎだ。
    特にお湯を沸かすポット等は無駄遣いの最たるもので、これを無くせば原発3基は要らなくなるという。

    火力発電とLPガスのエネルギーロス比較などはとても分かりやすい。
    発電ロスを考えると、電気で湯を沸かすなんていうのはばかげた話なのだ。

    実に庶民的な発想で分かりやすい元原子炉設計者の言葉。
    いずれ人は著者のようにオフグリッドを目指すようになるのか。それとも無知のまま過ごしていくのか。

    私は大いに賛同する。自エネ組に入ろうか。
    それにしても何で、この本の在庫は少ないのだろう。圧力でもあったのか?

  • ☆貸出中の図書の予約はこちらから☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/cgi-bin/opc/opaclinki.cgi?ncid=BB18344703

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

木村 俊雄 (きむら としお)1964年秋田県生まれ。元東京電力福島第一原発エンジニア。東電学園高等部を卒業後、東京電力に入社。福島第一原子力発電所では、原子炉の設計・管理やプラントの運転管理、各種調査などを長きにわたって担当する。在職中に原発の危険性に気づき、2000年に退職するとともに反原発運動の旗手となる。「福島第一原発事故を予見した唯一の人物」として、国内外のメディアに注目される。東日本大震災後に福島県から高知県に移住。オフグリッド生活を続けながら、エネルギー問題への考察を積み重ねている。著書に『電気がなくても、人は死なない。』(洋泉社)、『原発亡国論』(駒草出版)がある。

「2023年 『みんなの節電生活 省エネのプロが教える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木村俊雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×