光を継ぐために ウルトラマンティガ

著者 :
  • 洋泉社
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本棚登録 : 22
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800305893

作品紹介・あらすじ

ヒーローとはなにか。ウルトラマンとはなにか-脚本家・小中千昭による、特撮版小中理論。当時を振り返り記述する『ウルトラマンティガ』。小中千昭が執筆した全14話の脚本掲載。プロデューサー笈田雅人、デザイナー丸山浩、監督・特技監督村石宏實との豪華対談収録!!

感想・レビュー・書評

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  • 「ウルトラマンティガ」は、「80」以来の日本でのシリーズだったので、期待して第一回から観た。確か土曜日の夕方6時からだったと思う。子供向けではない、充実したシリーズだった。「ダイナ」「ネクサス」「マックス」「メビウス」も好きだが、やはり「ティガ」が一番。当時のスタッフとの対談に注目。

  • 何話分も載っているスタッフリスト全てにヤズミ隊員役の人の名前が無くてちょっと怖くなりました。そこまでされる程の事のあの人何かしたんでしょうか・・・。
    表紙が写真だと思っていたらイラストだったのにはあとがき読むまで気が付きませんでした。
    既出の内容も多いのでしょうが自分的には満足な内容でした。

  • 新しいウルトラマン像を確立した「ウルトラマンティガ」全般で脚本、シリーズ構成を務めた小中千昭が20年の時を経て記した『ティガ』の回顧録。だが、さすがに歳月の流れからか?殆どの事柄が切通理作著『地球はウルトラマンの星』に記載されたロングインタビューで既に語られてきたエピソードはファンにとっては既知のことばかり。ティガの前身ともいえる「ウルトラマンG」に関する部分の記事も1992年に刊行された宝島社の『怪獣学・入門』での文章を採録では往年のファンに対する思いが伝わってこない。なぜ今「ティガ」の回顧録なのか?
    しかし、名書の切通理作著『地球はウルトラマンの星』ソニーマガジンズ刊 (2000年)、『怪獣学・入門』宝島社 JICC出版局 (1992年)両書ともに現在は絶版なので新しいファンにとっては新たな発見やエピソードを知る上で良いかもしれない。

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著者プロフィール

1961年東京都出身。成城大学(映画記号学専攻)在学中より特殊映像専門のライターとして活躍。卒業後、映像ディレクターを経て『邪願霊』(88年)で脚本家としてデビュー。以来、ホラー/SF/ファンタジー系の脚本家として幅広く活動。幼少期から特撮作品に親しんでいたこともあり、『ウルトラマンティガ』など、特撮作品にも数多く携わる。代表作に『くまちゃん』(93年)、『エコエコアザラク』(97年)、『THEビックオー』(99年)、『ウルトラマンマックス』(05年)など。また近著に「恐怖の作法:ホラー映画の技術」(2014年/河出書房新社刊)、「光を継ぐために ウルトラマンティガ」(2015年/洋泉社刊)などがある。
アマチュア・ベーシストの一面を持ち、高校~大学時代はクロスオーバーなどのコピーに勤しんだ。NHKの『BABYMETAL現象〜世界が熱狂する理由〜』(2014)を見て、2015年よりブログ『BABYMETAL試論』の執筆を開始、彼女たちの活動を追い続けている。

「2016年 『BABYMETAL試論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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