続・修身教授録

著者 :
  • 致知出版社
4.80
  • (4)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 75
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800912671

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ■ひとことで言うと?
    自律を心がけ、常に学びを実践し続けよ

    ■キーポイント
    - 「人生二度なし」
    - 真に自覚のある日々を送る
    - 学問(道の探究)
    - 古人の生き方・修行の過程を学ぶ(伝記を読む)
    - 言動を実践する
    - 「知識の集積ではなく、人間の根本的な転換である」
    - 「真の努力勉強はすぐれた人柄からのみ生まれる」
    - 日々の実践
    - お金の使い方を引き締める
    - 人の陰口を言わない
    - 掃除と礼を大切にする
    - たった1つのことでも生涯を貫いて守り通す

  • 人生の生き方の軸を教えてくれる血の通った書籍。
    読書により正しい人生の道を常日頃から得ておき、自ら奮い立って打ち立てた志をもって、大事を成さんと一気呵成に全力を挙げつつ、最後の最後まで粘り強く取り組むべし。志は我のためではなく世のためのものであるべき。その気概があれば、苦しい経験や欠点を含む他人との関係も全てが学びの場となり、礼節や尊敬も自ずから生まれて止まないはずである。そのようにして生きれば、人として生まれたことへの感謝も感じざるを得ないし、目の前の仕事は全て雑務ではなく修養と捉えられるようになり、生涯にわたって学び続ける姿勢も自然と生まれてくる。そうした徹底した生の活動を常に全力で行うことで、死ぬ時が訪れてもある種の満足感をもってこれに対することができる。
    昭和12、13年の講義録であり、国家観や男女観に「時代」を感じる記述もあったが、総じて心が洗われるような至言の内容が続いた。

全2件中 1 - 2件を表示

森信三の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×