図解 いちばんやさしい最新科学

著者 :
  • 彩図社
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本棚登録 : 16
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801305328

作品紹介・あらすじ

近年の科学の発展にはめざましいものがあります。
ただ、ニュースなどで細切れに届く情報だけでは、なかなか全体像がつかみにくいものです。
そこで、各分野の「最新」の知見を一冊の本にまとめて俯瞰しやすくしたものが本書です。
スマートフォンなどの身近なものから宇宙で行われている実験まで、幅広い分野の話題を、写真や図などをおりまぜてやさしく紹介します

感想・レビュー・書評

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  • ピンキリだね まあ無いなら無いでいいような

  • 何が☆5かって、最後まで読み通せたこと(笑)

    ズブの文系、下知識ほぼゼロ、それでも読めたのは文章がとにかく平易で分かりやすかったから。
    図解、とありますが、模式図や写真は過不足のない2色刷りです。見開きにした時文字だらけで頭痛を起こさないようにするための絶妙な箸休めって感じでした。

    最新科学、面白いですねえ。
    重力波で空間が歪むなんてことが起きているんですね。
    富岳、二位じゃダメなんでしょうか、って言われていたあれですね。一位って素朴に誇らしいです。最先端です。
    ゲノム編集と遺伝子組み換えって違うんですねー。
    遺伝子組み換え作物は安全面からよく不気味がられてますけど、実際どうなんでしょう。
    画期的ながん治療法、1/2の確率で自分もがんになりますから、こんな技術もあるんだ、って知るだけで希望を感じます。
    1秒の定義、こんなエライことになってたんですね!
    光格子時計、半端ないです!
    標高の高低で時間の進み方が違うなんて、知らなかったですよ!
    核融合発電に人工光合成…温暖化問題さえも最新科学は解決しうる可能性があって、明るい気持ちになれます。

    最初から最後まで「ほえぇ」「ひえぇ」「ふえぇ」と感心し通しで感嘆詞の大量生産でした。

    10年後、いや、4、5年後にもう一度読んで、ああ、2021年にはこれが最新だったなーって振り返りたい。

    ところで、余計なお世話かと思いますが…
    装丁がもう少し落ち着いた感じだと、本の第一印象が良くなるのではないでしょうか。
    内容に興味を持ってこの本を手に取ったわけですけど、表紙を見て、懐疑的な気持ちが沸いてしまったのです…

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著者プロフィール

長野県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。長野県の中学、高校にて物理を中心に理科教育を行っている。
著書に『こどもの科学の疑問に答える本』『【図解】いちばんやさしい相対性理論の本』『【図解】いちばんやさしい最新宇宙』『東大式やさしい物理』(以上小社刊)、『入試問題で味わう東大物理』(オーム社)、『大学入試 物理の質問91』(旺文社)、『教養としての中学理科』(いそっぷ社)等がある。
また、ホームページ「大学入試攻略の部屋」を運営し、物理・化学の無料動画などを提供している。
http://daigakunyuushikouryakunoheya.web.fc2.com/

「2023年 『日本史の謎は科学で解ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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