- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801908901
作品紹介・あらすじ
カリフォルニア州の軍事研究施設から、爆発とともに謎の物質が流出した。その研究所から発信された最後のメッセージは、"殺して…私たちを全員、殺して"。現地に赴いたシグマフォースのペインター・クロウ司令官は、山間部を死の世界に変えながら拡散する物質の封じ込め作戦の指揮を執るが、正体不明の物質への対処法が見つからない。一方、研究施設で行なわれていた実験内容を探っていたグレイ・ピアース隊長は、施設の爆発後に行方不明となったケンドール・ヘス所長の知り合いのアレックス・ハリントン教授から要請を受け、南極大陸に飛ぶ。しかし、現地ではグレイたちの調査を妨げる勢力が待ち構えていた。カリフォルニア州での災厄と氷の大陸での攻撃を、裏で画策しているのはいったい何者なのか?
感想・レビュー・書評
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人類の歴史は生物多様性衰退の歴史でもある。
一体どれだけの種類が地球上から消え去ってしまったんだろう……そう思うと、切ない気分になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シグマフォースシリーズ。とある研究所がなぞの爆発をおこし、そこから毒ガスが溢れ出す。しかし問題はそれでも殺せない新種のウイルスだった。政府はそのウイルスを死滅させるため核を検討する。シグマはタイムリミットまでに事件の黒幕と連れ去られた研究所の所長を見つけ出せなくてはならない。
バイオハックと呼ばれる。動植物の遺伝子操作と環境保全についてがメインで影の生物圏など設定は面白いが、今までのように歴史の謎解きがあまりなく、アクションの比重が大きく、少し退屈だった。 -
久しぶりにジェームズロリンズを一気読み。懐かしいストーリー展開。果たして、人工ウィルスはくいとめられるのか。
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"アメリカ、ブラジル、南極を舞台に謎の生き物(微生物?ウィルス?)による汚染拡大を阻止すべくシグマフォースのメンバーが地球狭しと活躍する。
今回は進化論を体系的に構築したチャールズ・ダーウィンも登場。
謎の微生物に感染してしまった仲間を救えるのか?
続きの下巻を読み始める。" -
読書録「ダーウィンの警告(上)」3
著者 ジェームズ・ロリンズ
訳 桑田健
出版 竹書房文庫
p36より引用
“「モノ湖も例外ではありません。塩化物、
硫酸、ヒ素を含む水は生命の維持に適さない
ように思われますが、実際には豊かで複雑な
生態系が存在しています。私たちは保護活動
を通じて、そんな生態系の保存に努めている
のです」”
目次から抜粋引用
“闇の創世記
幻の海岸”
機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
長編アクション小説。シリーズ第九弾上巻。
ビーグル号の船室で、一枚の地図を手に取
るチャールズ・ダーウィン。その地図に書か
れているのは地球の南の果て、そこでビーグ
ル号の皆を待っていたのは…。
上記の引用は、パークレンジャーの言葉。
住めば都のことわざもあるように、慣れるこ
とが出来たら、案外住み心地が良いのかも知
れません。極限の環境は、変化の度合いで考
えると、非常に安定していてマイルドだそう
ですから。
行き過ぎた好奇心は、自分だけでなく周り
の人にも多大な迷惑をかけることにもなりか
ねないものなのかも知れません。よくよく
気を付けたいものですね。
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…
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シグマフォースシリーズ10作目。今回は南極での未知の病原体?相変わらすテンポ良く読みやすい。下巻に期待。
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南極大陸 氷の下の世界 生態系の不思議
遺伝子を操作して新しい生物を作る⁈ 地球環境が激変しても生き残れる生き物‥‥ いったいそれは??