中年女子画報~44年目の春~ (バンブーエッセイセレクション)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 63
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801909991

作品紹介・あらすじ

…あれ?私ってもう初老!?正しい(?)中年を模索する体験エッセイまんが第2弾!!描き下ろし・エッセイ10本収録。40代の中年入門。

感想・レビュー・書評

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  • 健康ランドで人情芝居を楽しみ、カラオケ喫茶で歌い、手芸会を催し、加齢臭対策にオリジナル香水を作り、五円玉手芸、海釣りに挑戦し、茨木へのひとり旅etc.と 正しい中年を模索するどころか おもいっきり中年を楽しんでいる 相変わらずの「ユル」い雰囲気がたまらない第2巻。

    病院での肛門診察体験談(エッセイ)や黒ずみ防止に股のつけ根に保湿クリームを塗っているなんて事を何の恥じらいもなく さらりと描く(書く)辺り、もはや完全な中年の「おばちゃん」なんだけど なんか良い感じで歳を取ってるなあ。
    中年万歳!!(笑)

    因みにページ数の都合で収録されなかった回もあるとの事だが、これはホント勿体ないというか残念。
    いつか、未収録回が単行本一冊分たまったら「中年女子画報 未収録版」を刊行してほしいなあ。
    というより刊行するべき!!

    • darkavengersさん
      打上花火さん

      「柘植ワールド全開」、もう本当にいい意味でやりたい放題ですよね。

      レビューで書くのを忘れてしまったのですが『他に...
      打上花火さん

      「柘植ワールド全開」、もう本当にいい意味でやりたい放題ですよね。

      レビューで書くのを忘れてしまったのですが『他にはない「つげ」という香水です』、『少しモテそうになった香水「つげ」』には爆笑でした。
      2021/10/08
    • 本ぶらさん
      黒ずみ防止に保湿クリームって、それで防止出来るものなんですかね?(^^ゞ
      黒ずみ防止に保湿クリームって、それで防止出来るものなんですかね?(^^ゞ
      2021/11/13
    • darkavengersさん
      本ぶらさん
      作者によると効果はよくわからないそうです。
      本ぶらさん
      作者によると効果はよくわからないそうです。
      2021/11/13
  • もうコミックエッセイは読まない! と思ったのに、図書館でおもしろげなものを見ると借りてしまう。この本も、前から気になっていた「中年女子画報」の続編。
    それにしても、図書館では、この手の本は「家族問題、男性・女性問題」に分類されている…。

    コミックとエッセイが交互に収録されているのだが、
    中でも秀逸だったのは、「落ち込む中年」。
    中年は、「油断するとすぐ落ち込む年頃」だと著者は言う。とくに理由なく、ふと忍び寄って来る落ち込み。
    ところが、目先の出来事にあたふたしているうちに、何に悩んでいたのかを忘れてしまったりする。
    これも神様が落ち込みの澱を忘れるように頭を衰えさせてくれている と。
    中年の落ち込み、しかも不意の落ち込みっぷりは、なってみた人にしかわからないと思う。でも、何に落ち込んでいたかを忘れてしまうというのも、日ごろの常。それは神さまがしてくださっていると考えれば、合点もいくもの。ゆるゆると生きていけば、道理が通るものだなと、今さらながら。

  • 「野田ともうします。」ではまった拓殖文さんが描いたコミックエッセイ。期待値が高すぎたので☆3つだが、ネタや視点は最高に面白い。40代女子事情…「あるある!」となることもしばしば。富士山見たい、いい匂いの香水つけたい。

  • 編集さんの「お母様」に間違われたのが何度読んでも笑うわー(^з^)-☆ 昭和歌謡バー、ちょっと行ってみたい気もする。中年は手芸をやりたくなるの? 今さら余計なもん作りたくないけどなーσ^_^;

  • 独特のゆるい感じ、好きです

  • 201706/ゆるーっと面白かった。時々出てくる突っ込み役「読者A」が何気にツボ。

  • 著者は野田さんみたいな人なのかと思ってましたが、自画像は野田さんとは似てないですね。モナカが食べたくなりました。たしかに美味しくてはまります。

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著者プロフィール

1973年、東京都出身。99年、商業誌デビュー。著書「野田ともうします。」「中年女子画報」「幸子、生きてます」「むか~しむかしの」など。

「2022年 『喫茶アネモネ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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