モーセの災い 下 (竹書房文庫)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801915114

感想・レビュー・書評

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  • Σシリーズの第十一作目。
    今作のテーマは旧約聖書の、出エジプト記の「十の災い」を、科学的歴史的に扱っている。映画の「エクソダス:神と王」という映画も見たので、頭の中に映像が浮かびやすかった。
    また、冒険家として有名なリヴィングストンや、電流戦争でエジソンに勝ったニコラ・テスラや、トムソーヤで有名なマークトウェインなどの、歴史上の有名人達に関わる話も解明されている。
    興味を抱いたのは電気細菌。ニコラ・テスラの壮大を超える構想の無線送電システムに、電気細菌を絡めて1つのストーリーを練る著者のアイデアに脱帽。

  • モルダーとスカリーだって笑
    やっぱり有名な2人なんですね。


    モーセといえば、
    海を割って歩いた人ってことくらいしか知らない。。。
    10ある災いなんて内容知らんかったもん。。。
    しかし、
    その内容あまり災い感がない。。。


    電気を食べる生物っていまいちイメージできないけど、
    いわれてみればありなんでしょうなぁー。
    と、
    思いつつやっぱり不思議でよくわからない。


    ニコラ・テスラ!
    オカルト雑誌とかだと思うけどマッドサイエンティストとかいわれてなかった?
    でも、
    かなりのできる天才だったらしいね。
    どれほど凄いのかはちょっとぐぐってくる!


    ゾウさん!
    凄いといわれてもなんともいえないが、
    脳が5kgもあるといわれると、
    それなりに賢くなるんでしょうね。
    飼ってる、
    ヤモリやヘビもどんどん大きくなるにつれて頭良くなってるもん。
    あんだけ大きいと賢くなっても不思議じゃないのかも?


    ギルドの残党。
    これからも出てくるんじゃないか?
    つか、
    ちょっよまた面白くなくなってきてる。。。

  • 古細菌について、とても興味を持ったが、残念ながら巻末の著者の解説には参考図書の紹介がなかった。歴史上の人物とのつながりを詳しく紹介している。
    このシリーズはいつも新しい視座を示してくれるので、楽しみだ。
    すでに、次作が店頭に並んでいる。著者の作品を生み出すスピードにも驚かされる。

  • いつもながらのスピーディーな展開ではあるが、いつもに比べて最後があっさりな印象。悪役、あっさり死んでしまうし。次作に期待。

  • シグマフォースシリーズ。

    いつもより展開がファンタジーかなぁと思うところも若干あるけど、自然科学的な部分と冒険譚的な部分のバランスが良く、最後まで緊張感をもって読み通せます。さすがにエネルギー関係の話を延々と持ち込まれたら、難しくて飽きちゃいそうだもの。今作はおまけの短編も含めて、コワルスキとセイチャンのやり取りが絶妙でした。コワルスキ好きな私としてはこの可哀そうなくらい雑な扱いが好物です。前作のバーコの回はちょっと格好良すぎたよね。セイチャンが時折見せる人間味のある反応もシリーズ最初から読んでいる身としては感慨深いものがあったり。グレイとの関係だったり、シグマフォースメンバーの関係性も今後に期待。

  • 古細菌により死に至る感染。人と人の距離が近い現代に与える脅威は計り知れない。複数のルートから解決策に近づくメンバーたち。
    読み続けてしまった。
    人の頭脳の結晶で人の力で問題をほどいていくのは素晴らしい。けれど、それにもまして自然の力を借りて読み解いていくのも素晴らしいことだと思う。人は絶対者ではないのだから

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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