- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801915114
感想・レビュー・書評
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古細菌について、とても興味を持ったが、残念ながら巻末の著者の解説には参考図書の紹介がなかった。歴史上の人物とのつながりを詳しく紹介している。
このシリーズはいつも新しい視座を示してくれるので、楽しみだ。
すでに、次作が店頭に並んでいる。著者の作品を生み出すスピードにも驚かされる。 -
シグマフォースシリーズ。
いつもより展開がファンタジーかなぁと思うところも若干あるけど、自然科学的な部分と冒険譚的な部分のバランスが良く、最後まで緊張感をもって読み通せます。さすがにエネルギー関係の話を延々と持ち込まれたら、難しくて飽きちゃいそうだもの。今作はおまけの短編も含めて、コワルスキとセイチャンのやり取りが絶妙でした。コワルスキ好きな私としてはこの可哀そうなくらい雑な扱いが好物です。前作のバーコの回はちょっと格好良すぎたよね。セイチャンが時折見せる人間味のある反応もシリーズ最初から読んでいる身としては感慨深いものがあったり。グレイとの関係だったり、シグマフォースメンバーの関係性も今後に期待。 -
古細菌により死に至る感染。人と人の距離が近い現代に与える脅威は計り知れない。複数のルートから解決策に近づくメンバーたち。
読み続けてしまった。
人の頭脳の結晶で人の力で問題をほどいていくのは素晴らしい。けれど、それにもまして自然の力を借りて読み解いていくのも素晴らしいことだと思う。人は絶対者ではないのだから