仕事が麻雀で麻雀が仕事 (近代麻雀戦術シリーズ)

著者 :
  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801915534

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  • 2019.10.21読了。

  • 麻雀&ビジネスの止揚\(^_^)/

  • ☆キレたらそこでゲームオーバー。最年少上場記録を狙っていたライバルが、株主に出入り禁止の反旗を翻したら、逆に会社を追い出された。実は会社を乗っ取るための大義名分を与えるために揺さぶっていた。
    →確かに、大義名分を得るために、引っ掛けてくる人は多いと感じる。意識的にしろ無意識的にしろ。

    ・麻雀は洗面器に顔を突っ込んで最後まで顔を挙げない人がかつ。
    →FXも近いものがある気がする。

    ・株も麻雀もいろいろな経験をし、知識をみにつけると複雑化して迷いの森に来ている。知識は必要だが、考えすぎてるときにはシンプルに立ち返る。
    →これもFXも同様だね。

    ・麻雀中に人の強打が気になったりして途端に勝てなくなり、負けた原因にしがち。その気持がツキを落とす原因。麻雀やビジネスはそもそも不公平。
    →そもそも不公平、この心構えが一番大切。

    ・麻雀牌を磨けばツキが戻るは、一見非合理に見えるけど、理不尽な麻雀のチューニングを戻すために頭をクールダウンせよということ。自分がニュートラルな状態に戻れることを試す。
    →特に思いつかないので、習慣にしたほうがいいのかも。

    ・麻雀の神は細部に宿る。魚谷女優プロが若手に「死ぬ気の選択をしてほしい」という記事を書いた。些細な打牌の違いでも、そこにいつも強い人との決定的な違いがある。
    →油断しないってことね。

    ・麻雀は食欲、性欲、睡眠欲などすべての欲望を凌駕すると思っている。なので、大事な時期は麻雀断ちをする。
    →藤田さんでもそう思うんだね。

    ☆勝負する時の服は黒シャツ。勝負強そうに見えるから。醸し出す雰囲気が相手からどう見えてるかまで計算して強そうに見せる。少しでも自分に有利にゲームを運びたいなら服装や自分が醸し出す雰囲気に気を使うのはとても大事。
    →海外だと自分の魅せ方をすごく気にするという。日本ではあまり感じない。ヤクザぐらい?。ってことは気にするだけで一気に優位になるかも。

    ・麻雀を打ちまくっても強くならない。一定レベルまでは行けるがそこから先は、惰性で打つより勉強に費やす時間が大事。麻雀本を読んだり、プロと意見交換をしたり。
    →一流への道は共通な気がする。

    ☆麻雀は仕事を忘れられる。
    →確かに、ストレス解消には一番かも。

    麻雀大好き藤田社長の麻雀と仕事の相関本。近代麻雀から依頼があったから、これまで麻雀で得たノウハウを思い返して、どうビジネスのときに役立ってきたかを振り返ったんでしょうね。麻雀じゃなくてもこの手の本は書けるとは思いますが、麻雀がすべての欲求を超える。麻雀下手なやつは仕事も下手。などは同意。不公平感の超え方あたりは将棋などの公平なゲームでは得られないですね。

  • タイトルの通り、麻雀の奥深さは仕事にも人生にも通じるというか、麻雀をやる度にマインドセットを見つめ直させられる。そんなマインドセット集のような一冊で、調子を取り戻すチューニングになりそうです。

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著者プロフィール

1973年、福井県生まれ。サイバーエージェントを1998年に創業し、2000年に史上最年少社長(当時)として東証マザーズに上場。インターネット産業で高い成長を遂げる会社づくりを目指し、「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンにABEMA、インターネット広告、スマートフォンゲームなど革新的なビジネスを数多く手がける。『渋谷ではたらく社長の告白』『起業家』『藤田晋の成長論』など著書多数。

「2022年 『心を鍛える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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