瞬殺怪談 死地 (竹書房怪談文庫 HO 486)

  • 竹書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801925892

作品紹介・あらすじ

すぐ読める恐怖!瞬間冷凍、切れ味鋭い超短編実話怪談集。人気シリーズ第7弾!

感想・レビュー・書評

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  • 一頁にも満たない怪談を集めたとても読みやすい一冊。
    その手軽さとあっさりした読み心地が楽しくサクサク読めるがその短さ故に中途半端なところで終わってしまう、まさに実話怪談そのもののような一冊。
    そもそも実話怪談と名前が付くだけあって実際に体験した人物のいる話なのでそれも当然かと納得。
    誰だって怪異に出くわしたら逃げ出すか気のせいと思い込んでしまう、そんな幻覚のようなものを集めたのであやふやな内容が多くそれが楽しめる人向けではある。
    ちなみに私は「アラームの正体」がとても好き。

  • 読書メモ 2023/01/30

  • 好きなはなし、気になったはなし。
    『宇宙人』『アラームの正体』『夜光る』『指紋』『水死体の思い出』『小さきもの』『コーヒー』『川縁の親子』『ささやかな葬儀』『サイレン』『むおん』『工事』『エコバッグ』『蛍光グリーンの蛇』『怒声』『共通点』『線香』『帽子を拾う女』『蚊』『コールタール』『毛』『小さな鳥居』
    怖いというより不思議なワケわからんはなしが好みなのでこのなかでも『むおん』『蛍光グリーンの蛇』は特別好きです。
    『むおん』何て言ってるのかまじめに検証したくなるはなし。
    『蛍光グリーンの蛇』本当のエイちゃんと偽物のエイちゃん。蛇が成り代わったってことか?こういう昨日までとひとが代わってるとかってなんなんやろなーと不思議になる。覚えてる自分が変なのかなんなのか。めちゃくちゃ不思議、でも怖い。記憶が改変されるってなんなんやろ。

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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