実録怪談 最恐事故物件 ( )

  • 竹書房
3.22
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本棚登録 : 74
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801926660

作品紹介・あらすじ

数々の事故物件を生で見てきた猛者たちが語る本当にヤバイ物件。間取りや現場写真も含めた最恐の家と部屋の怪談を収録!

感想・レビュー・書評

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  • 丸ごと一冊事故物件の一冊。

    事故物件の解説から怪談まで丸ごと事故物件を楽しめる。

    人の判断というあいまいさしかない事故物件の定義にうなずきと共にゾゾ。そして生々しい写真を挟みながら本格的事故物件の世界へ。真っ黒な体液、透明な体液、はたまた人の脂の発見方法につくづく孤独死だけはしたくないと思った。タニシさんのあの事故物件リポートの北野誠さんサイドからの話も読めて良かった。後半は事故物件にまつわる怪談の数々。幽霊と寝たのか、家を穢す血筋ってやっぱりあるのか…開かずの間の異様な風景…どれも程よく背筋ゾゾ。

  • 前半は事故物件の定義や、事故物件となった部屋の状態、事故物件で訴訟になったケースが書かれていて、後半は事故物件での怖い体験談がずらりと並ぶ。このての本は結構読んだが、それらを越える怖い話はなかった。前半は事故物件というよりゴミ屋敷の話かな。

  • ちょっと欲張りすぎた感のある内容だった。

  • 北野誠さんや事故物件サイトで有名な大島てるさんの話もあり、怖かった。
    川奈まり子さんの怪談は読み応えもありました。
    後半の実話怪談は…こ、怖い。

  • うーん、中途半端。
    現実は現実でまとめて、怪談は怪談で別にすりゃいいのに。

  • 前半は「事故物件とは?」から始まり、事例や事故物件に関連しての話が取り上げられている。怪談話もあるものの、孤独死やゴミ屋敷といった話が生々しくインパクトがある。
    後半は短編怪談が収録されているが、どれもゾワッとさせてくれる上質なもので面白かった。

    ただ大島てる氏の話は非常に不愉快。てる氏の運営する事故物件サイトに掲載されたものはその内容が事実でない場合を除いて掲載削除依頼に対応しない、依頼に応じて掲載を削除していくとサイトの公平性・信憑性がなくなるという。その主張には一理あると思うが、娘を自殺で亡くした遺族である物件所有者(しかも賃貸ではなく所有物件だが、将来売却される可能性がある等の理由から掲載対象だという)の方からの掲載削除依頼(懇願)をわざわざ仔細紹介した上で、こうした訴えに「私は絶対に屈しない」と締め括るところに、自身が社会正義をなしていると信じて疑わない傲慢さを感じた。てる氏のような他者を巻き込んで強い主張をする人は、逆の立場になった人のことを考えてほしい。少しでも考えているのなら、娘を亡くして深く傷ついている遺族の訴えを、本にわざわざ掲載する(ところどころに嫌な注釈を加えながら)という、相手の人間性を全く考慮しない非道なことはできないのではないでしょうか。てる氏からは人間として持ち合わせるべき優しさ・良心を全く感じず、繰り返しになりますが、非常に不愉快でした。

  • 後半の短い話も実話なんだろうか? リアリティがなかった。

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著者プロフィール

北野誠(きたの・まこと)

松竹芸能所属。ガチンコホラードキュメント番組「北野誠のおまえら行くな。」「北野誠のおまえら行くな。ボクらは心霊探偵団」の団長。
豊富な心霊体験や心霊スポット取材を余すところなく語る恐怖の水先案内人。主な番組はCBCラジオの昼1時から4時までの「北野誠のズバリ」月曜日から金曜日。また土曜日朝9時からの「北野誠のズバリサタデー」。水曜日夜10時25分からのラジオNIKKEI「北野誠のとことん投資やりまっせ」などに出演中。

「2021年 『実録怪談 最恐事故物件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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