ここは鴨川ゲーム製作所 (1) (バンブーコミックス)

著者 :
  • 竹書房
4.21
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本棚登録 : 76
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801978683

作品紹介・あらすじ

「一緒にゲーム、作らへん!?」
空き家になった祖母の家の管理を任されたヨウは、物置で子どもの頃に自分が描いた絵を見つけた。その絵を見た瞬間、全身に稲妻が走り突然思いついたゲーム制作のアイデアを、いとこのキクに相談する。ヨウの勢いに押されSNSで一緒に作る仲間を募集すると、次第にメンバーが集まっていき――。
普通にこなすことが苦手なヨウ、彼女をほっておくことができないキク、自分の居場所をさがしていたカナデ、同性のパートナーと2人暮らしのホーライ…など、不器用な大人たちがゼロから手探りでゲーム作りをはじめる、オトナの青春群像劇!

感想・レビュー・書評

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  • 周りの人が絶賛するほどではなかったかもです

    ニートの主人公を中心に、既婚者とシングルマザーが集まってインディーズゲームを作る話でした
    共通項は「さんぽが好き」なことです
    発達障害を抱えながらゲーム作ったり、働きながらゲーム作ったり、1つの属性を取り分け強調することなく、どのキャラの葛藤も近い温度で扱っていました
    それらにズバッと解決することなく、ゲーム制作コミュニティに逃避することで日々送っている感じです
    立ち直っている、というワケでもないんですよね

    鬼の横スクロール2Dゲームなんですが、雰囲気はどうぶつの森を2Dにした感じ?でした
    一攫千金の夢を追う熱いドラマとかは特になかったですね
    ゲームクリエイターワナビの桃源郷って、こんな感じなのかなと思いました

    本コミック全体から、
    いわゆるスタバみたいな、サードパーティな居心地の良さを感じました

  • ある日、老人ホームに入る祖母の家にかわりに住むことになったヨウ。ひらめきで、ゲーム作って一発当てようと。妻とうまく行ってないスーパーいい人の従兄弟キク。キクの妻の友人で女性の生きづらい社会に憤るカナデ。カナデの友人で、同性パートナーと暮らす大学教員ホウライ。四人が集まって、ゆるーくゲームの完成目指しつつ、お互いのライフステージの悩みを共有しつつ、お互いの得意不得意を重ね合わせつつなストーリー。いい!おだやかなだけじゃなくて言うところちゃんと言い。もう一つの居場所を作り上げているところが。

  • んー・・・ちょっとドタバタしてて落ち着かない
    トタンくんやオクトパスやしょうゆさしなんかはとても癒されたんだけど
    続刊はちょっと考えよう

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著者プロフィール

京都在住。漫画家。著書に『盆の国』『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』(以上、リイド社)、『バー・オクトパス』(竹書房)、 絵本『 マツオとまいにちおまつりの町』(亜 紀書房) など。銭湯では電気風呂と水風呂が好き。

「2021年 『みゃーこ湯のトタンくん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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