東京 消えた! 全97駅 (イカロス・ムック)

著者 :
  • イカロス出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784802200714

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    第1章  旧官鉄・国鉄
    第2章  東武鉄道
    第3章  西武鉄道
    第4章  京成電鉄
    第5章  京王電鉄
    第6章  小田急電鉄
    第7章  東急電鉄
    第8章  京急電鉄
    第9章  東京地下鉄

    <内容>
    東京都内でも97駅もの駅が消えていた(東京市電は除く)。けっこう驚きの事実。読んでいくと、戦時中の最後に「不要」ということで廃止になり(その多くは隣の駅と近い)、戦後も復興しなかった駅だ。当たり前だが、おそらく存在し続ていたとしても、現在のような長い編成では消えた運命なのだろう。駅舎が残っている、「博物館・動物園」駅、「寛永寺坂」駅、「砧本村」駅には敬意を示したい。


    逗子市立図書館

  • かなり面白い。地図をもう少し分かりやすくしてくれたら良かったな。

  • 東京消えた駅 全97

    東京って駅は増える一方かと思ってたけど、100近い駅がこれまでにその役目を終えていたんですね。

    なくなった理由は、色々。戦時中の鉄不足から廃止になった駅や工事やイベントのための臨時駅が任期を終えてなくなったものもある。

    本書では、なくなった駅の概要と、今どうなっているのかが書かれている。

    本書を読むとここ昔に駅あったのか、という場所もあって面白い。

    例えば、新橋駅の地下には9ヶ月だけ使われて今は廃止となった幻の新橋駅が今なお残っているという。

    東京にこんなミステリーあったんだという感覚を感じられるので、東京に慣れてきたかなと思った人に是非読んでほしい一冊です。

  • 駅はなぜ消えたのか? 博物館動物園駅、万世橋駅、武蔵岩井駅…。首都・東京から消滅した全97駅。開業から廃止に至るまでの歴史を、当時の写真・きっぷ・地図などで振り返りつつ、往時を偲ぶ。

    鉄道の廃線跡を巡る本は読んだことがあるものの、廃駅の記録は初めて。中には知っている駅もあったがほとんどは知らない話だった。第2次大戦で焼け出されて廃止になった駅が多い。残念なのは明らかな誤植が何か所も見られたこと。ちゃんと校正・校閲したのだろうか。
    (B)

  • こんなにたくさん廃駅があるとは知りませんでした。

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著者プロフィール

1946(昭和21)年、山梨県大月市生まれ。明治大学政治経済学部卒。鉄道史学会会員。著書に『中央線誕生』『地下鉄誕生』『日本初の私鉄「日本鉄道」の野望』(以上、交通新聞社新書)、『山手線誕生』『東海道線誕生』の「鉄道誕生シリーズ」、『東京 消えた!全97駅』『東京 消えた!鉄道計画』『消えた! 東京の鉄道310路線』(以上、イカロスMOOK)の「消えた!東京の鉄道シリーズ」など。

「2019年 『中央本線、全線開通!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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