池下チエ結婚まであと284日: 婚前特急 (Linda BOOKS!)
- アース・スターエンターテイメント (2011年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784803002096
感想・レビュー・書評
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特急どころか環状線をぐるぐる回り続けている気がする私ですけれども。
表紙の吉高由里子ちゃんにつられて読んでみました。
主人公池下チエ(24)には彼氏が5人。
不動産屋さんのドラ息子でレストアバイクショップを経営している出口道雄、財力がおいしい既婚者の美容師三宅正良、バチイチ子持ちだが同じ営業職で優しく愚痴を聞いてくれる西尾みのる、年下の可愛い学生野村健二、風呂目当てでチエの家にアポなしで来るパン工場勤務の田無タクミ。
何事も無駄を嫌って、時間も勿体ないから効率のために、と5股。。。の割に不倫だの、ダメンズ多くない?
同時進行ってのはしたことないので面倒くさそうだなぁ〜と思うのですが、、、実は5人の彼氏たちに軽んじられていたチエ。
「一番のクズヤロー」を切り捨てるべく、別れ話をふっかけたら「そもそも付き合ってないでしょ」と逆にフラれそうに。プライドを傷つけられたチエは復讐のため、田無を本気にさせようとするのだが…
ううーん、映画はどうなのか分からないけれどなかなかチエを応援出来ず、従ってあまり共感も出来ず…なんだかなー、という感想。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
5股を悪いとも何とも思っていなくて、常に人の優位に立ちたい様が、少し哀れにも見えてしまったり。
感情がどばーっと詰め込まれた改行のない文章は、なかなか読むのに疲れました。
活字よりも映像が楽しめそうな作品ですね。
ここ最近ずっと恋愛におけるクズな登場人物を読みすぎてて、ちょっと疲れました。
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勢いがスゴい。
言葉遣いの乱れもスゴい。
でも面白くて一気に読んでしまいました。 -
映画の宣伝などをみて何となく予約した本なのになんと半年も待たされた。蔵書が1冊しかなかったからにしてもこんなに待つとは…。小説というよりノベライズなのかな?脚本っぽい感じだった。かるーい気分で読めるかるーい本。チエは吉高由里子のイメージで読み進めていたけど、はまり役だと思う。映画も見てみようかな。2011/619
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映画のノベライズなんですね。映画もDVDで観ましたよ。
主人公の女の子の「恋愛観」には????がいっぱいやけど、自分の気持ちに正直に行動して、ぶつかって、考えて、反省して、どんどん突き進んでいくところに、超好感が持てて、
ドロドロなのに、爽やかな展開。 -
軽い感じで読みやすかった♪
主人公の気持ちもすごく共感しながら読めた♪
でもちょっと小説にしては軽すぎたかなぁ~ -
吉高由里子が好きで、映画のサイトだけ見たことがあり、
ちょっと気にかかっていたので。
ちょーっと読んでて疲れたな、というのが正直な感想。
1号、せっかく1号なんだから
もうちょい掘り下げてあげても・・・と思ってしまった。 -
ポップで軽い。おもしろい。
映画みたい。 -
主人公チエ目線で書かれた文体は勢いがあって一気に読めた。
ただチエの口調が「っつってんだろ!」「じゃねーんだよ!」みたいな感じなので苦手な人は苦手だと思う。
私も最初はうわーと思って読んでたけど、だんだんその強気な口調の裏に隠れた脆さみたいなものも見えてきて、少しずつ好感を持てるようになっていった。
ひねりも驚きもないけど、爽快感の残る作品です。
ちらっと出てきたおばあさんの言葉と、最後のシーンのチエにちょっとうるっときてしまった。 -
映画も観たい!