マーガレット・サッチャー鉄の女の涙 (Linda BOOKS!)
- アース・スターエンターテイメント (2012年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784803003178
感想・レビュー・書評
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サッチャーを書いた小説、映画の脚本から下ろしたものらしい。年老いた、少し痴呆を患ったサッチャーが思い出す形で自身の半生を振り返るような内容。ざっとサッチャーの履歴がわかる。
確かに映画っぽい表現の感じもする。むしろこの本を読むより、DVD見た方がよかったか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女としての各々の生き方を改めて考えた。
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映画はきっとおもしろいんだと思う!サッチャーの政治をよく知らないと伝わらない気がする。わたしはしらないから、緊張感や喜びがわからなかった部分が多かった。
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マーガレットは鉄の女と呼ばれるだけの真を持っている女性だと感じた。しかしその真を貫き通せたのは、家族の支えや大切な人の存在があってこそなのだと思った。夫婦二人三脚、いつも共に歩んでくれる、時にはスピードを早めてくれたり、ブレーキをかけてくれたり。信頼し合えるってすごい。
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イギリス初の女性首相になったサッチャー元首相。その意志の強さから「鉄の女」と言われた。色んな生き方がある。そう思いました。そして人間は、どんなに強い人間でも一人では生きていけないんだと。逆に、一人でも自分を理解してくれる人間がいれば、生きていけるのかな、とも思いました。なんだか自分の性格と少しかぶるところもあって、おもしろかったです。
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長と名のつく役割を任されたときに出合った本。
どんな思いで人をまとめて行くのか、指導力の礎は何かを知ることができた。
ただ強いだけではなかった。いろいろなものに支えられて彼女がいた。
精一杯の努力と、にじみ出る魅力。それに惹かれた多くの支持者によって彼女が成立していた。
言葉の使い方一つで、積み上げた実績はガラガラと崩れ落ちるものと言うことを知った。
私にできることを探す。私のやり方を決める。決めたらやり通す。 -
見たのは映画。人生の回顧という形でストーリーが展開、歴史的なできごとや彼女の家庭内でのできごとが、彼女の人生の中でどんな意味を持ったのかという視点で見え、新鮮。女性が社会の中で声をあげるということについて、老いることについて、社会貢献と家庭の両立、になどなど浮かび上がるテーマはもりだくさんだが、彼女という情熱が歴史的に貴重で魅力的だった点がよく伝わってくる一作。
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映画の脚本を基に書かれたものらしい。いろんなものを犠牲にして、英国のために、つくしたのがよくわかった。参考文献を見ていると、本人の書いた回顧録も翻訳されている。読みたいと思った。。。。
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マーガレット・サッチャーへの興味を掻き立てられた・・・・もう少し詳しいのを読んでみたい。