転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint (4) (アース・スターコミックス)

著者 : 青辺マヒト 十夜 chibi

• アース・スターエンターテイメント (2021年7月12日発売)

作品紹介・あらすじ

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint④最新4巻

感想・レビュー・書評

[manapさんの感想 · 2022年8月27日]

元は青竜だったというザビリアの過去の話が明かされた訳だけど、普通に可哀想で不憫。野生動物の生存戦略的には仕方ないのかもしれないけど、最初にママに捨てられたとこ悲しすぎた。仲間運もなくて切ない。
だからこそ今のフィーアとの関係が尊い。フィーアはどうやら覚醒したときに無意識に聖女モード発揮していたらしい。通りで無傷だったわけだ。
でもザビリアのモノローグで「よく聖女だとばれないものだ」とあって安心した。やっぱりフィーアの行動迂闊すぎるよね！？共感者がいて嬉しい。
結局ザビリアは竜王になるために一旦離脱…癒しだったのに。そして黒竜の主だとバレたフィーアの扱いにメチャメチャ慎重になる団長の皆さん。
早くザビリア帰ってきて。

著者プロフィール

第19回少年シリウス新人賞で佳作を受賞。クズ姉妹×猫の日常を描いた『藤原伯爵の受難』（全３巻）でデビューを果たし、今作が新境地、真骨頂。

「2018年 『悪舌のモルフォ（2）』 で使われていた紹介文から引用しています。」