機械の花嫁―産業社会のフォークロア

著者 : マーシャル・マクルーハン 井坂学

• 竹内書店新社 (1991年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

新聞・雑誌・ラジオ・テレビ・映画・広告などが大衆の心を捉えるために、テクノロジーを駆使して、どのように展開を図っているかを実際のコピーを一つ一つ示し、これにユーモアと皮肉に満ちた注釈を加えた生きた教材。

著者プロフィール

1911年、カナダのアルバータ州生まれ。英文学者、文明批評家。カナダのマニトバ大学で機械工学と文学を学んだのち、ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジに留学。1946年、トロント大学の教授となる。1951年に広告文化を論じた『機械の花嫁』を刊行。62年には、『グーテンベルクの銀河系』を発表、次いで64年に刊行した『メディア論』は世界的なベストセラーとなり、すでにメディア論の古典となっている。ほかにも、『文学の声』（1964-65年）、『消失点をつきぬけて』（1968年）、『クリシェからアーキタイプへ』（1970年）などの優れた文芸批評、さらには現代の情報化の波のなかにあるビジネスの状況を論じた『今をつかめ』（1972年、Ｂ・ネヴィットとの共著）など、多彩な作品で知られる。1980年、トロントの自宅で死去。

「2003年 『グローバル・ヴィレッジ』 で使われていた紹介文から引用しています。」