賢い人愚かな人: 人生を克服する34の智慧

  • 大法輪閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784804611655

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  • 【生き方】賢い人愚かな人/アルボムッレ スマナサーラ/20140314(24/199)

    ◆きっかけ
    ・Kより紹介

    ◆感想
    ・著者は、スリランカ仏教長老。ビジネス書とは別の説得力がある。しかし、所詮立場の違う人だから、綺麗ごとばかり、ともとれる。しかし、綺麗ごと=理想として持っておくのもよいのではないか。
    ・心を乱す者を取り払い、落ち着け。時にあきらめも肝心。そして、自分の心の状態をよく見よ、ということか。
    ・認めてもらいたがり=自分の生き方に何か不満があるから。心に空洞があるから。生き方に充実感がないから。=>とても納得。これに昨夏以来これに気づいて、脱却
    したいと思っている。

    ◆引用
    ・人間には暇がないわのではなく、日常茶飯事nことで、常に混乱していて、精神的に落ち着かないだけ。
    ・我々は常に今することについて正しく気づくべき。
    ・悩み苦しみは妄想の産物
    ・何に悩むか明確にすべき。
    ・解決法のない問題は、自然現象とみてあきらめること。解決法があるなら、積極的に行動すべき
    ・妄想に支配されないようにして、より現実的に生きる努力をすべき。
    ・暗い感情を乗り越えるのは簡単ではない。時間をかけてゆっくりと自己観察をしながら進むべき。それには自分の感情が今どうなっているかを確認すべき。その感情が収まるまで行動は控えるべき。
    ・溜まったゴミは捨てる。なんのために溜めるか考える。
    ・ためぐせ=精神的原因がある。いつも不安に脅かされている。ものを溜める習慣は不安からきている。
    ・溜めたがる心は無常の真理に逆らっている。
    ・人は自分との戦いの結果で幸福になる。そのために自分へのチャレンジをする。
    ・何とかして生きるだけでは意味がない。どのように生きるかということを考えるべき。
    ・やる気は消えるもの。本当のチャレンジはすぎ消えたがるやる気にエネルギー補給をしながら、保ち続けること。
    ・どんな目的で頑張っても、落ち込みは避けられない。落ち込みに負けないで、なすべきことをし続ければ、必ず成功する。
    ・良いことはたとえ小さくとも、続ければ偉大な結果になる。

  • 仏教の長老が人生をより幸せに賢く生きるための考え方を授けます。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 21/9/16 85

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著者プロフィール

アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara

テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ダンマパダ法話全集 第八巻』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『心は病気』(KAWADE夢新書)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)、『Freedom from Anger』(米国WisdomPublications)など多数。

「2023年 『無常の見方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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