ブッダ臨終の説法: 完訳 大般涅槃経 (1)

著者 :
  • 大法輪閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784804614366

作品紹介・あらすじ

これまで漢訳『涅槃経』を現代語に抄訳したものはあったが、全訳した例はないのではないだろうか。本書は全四十巻『涅槃経』の第一巻から第十巻までの現代語訳である。十巻区切りで刊行し、全四冊で完結することになる。
第2巻 7月中旬 第3巻・第4巻 年内発売予定

感想・レビュー・書評

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  •  「一度は読むべし」と法友先輩からお薦めがあり読み始めた。『大般涅槃経』の大胆な現代語訳。お釈迦様に弟子たちがガンガン質問していくのだけどそれが現代の私たちもそれ聞きたい!と思うようなことでいっぱいで結構引き込まれる。例示がまたインドとその時代を感じさせるものでもある。
     女性の扱いはこれまあ大変だな。そのまま読んでも良い風に解釈しても難しいものがあるな。
     個人的に慈悲の喩えにラーフラが出てくる件が気になる。実際どういう親子関係だったんだろう。
     あと一闡提の表現についてまだ読み切れていない感じがする。読んだ人とちょっと話がしてみたい。
     内容も面白い。あと3巻あるので全部一通りは読んでみたいと思う。

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著者プロフィール

昭和10(1935)年生まれ。
最終学歴 東京大学大学院卒
職  歴 駒澤大学教授、同副学長、駒澤大学禅研究所所長を歴任。
駒澤大学名誉教授・文学博士。

[主な著書]
『仏典のことば さとりへの十二講』『ブッダのいいたかったこと』『道元の考えたこと』『ブッダ最後のことば』(以上、講談社学術文庫)、『ブッダの人生哲学』(講談社選書メチエ)、『仏教の真実』(講談社現代新書)、『ブッダが語る人間関係の智慧 六方礼経を読む』『仏教と女性』(以上、東京書籍)、『釈尊の譬喩と説話』『人間ブッダ』(以上、第三文明社レグルス文庫)、『迷いから悟りへの十二章』『ブッダの最期のことば 涅槃経を読む』(以上、NHK出版)、『仏性とは何か』(以上、大蔵出版)、『道元』のこころ(大法輪閣)、ほか多数。


「2022年 『ブッダ臨終の説法 完訳 大般涅槃経』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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