13歳からの「いのちの授業」: ホスピス医が教えるどんな時でも「生きる支え」を見つけるヒント
- 大和出版 (2006年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784804761312
感想・レビュー・書評
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知人に著者のことを教えてもらい読んでみた。
自分は医療者ではないけれども、この本に出会えてよかったと心底思った。
タイトルにある通り、主に中高生向けに書かれたものなので、とても分かりやすい文書になっているが、書かれている内容はとても深い。
そして、医療者に限らず、人生のどんな場面でも役に立つ内容だと思う。
支えられているから支えることができる。
私が相手をわかるのではなく、相手が私をわかってくれる人だと思うことにする。
役に立たなくても大切なものがある。
時間、関係、自律という3つの支えの柱の話から、改めて自分を見つめ直すいいきっかけになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
13歳からの、と書いてあるが親が年老いてきた自分にとって、今読んで良かったと思う本だった。
わかりやすい平易な文章で書かれており、前の章で扱った大事な内容は後の章でも繰り返されている。読書習慣のない人でも読み通しやすい本ですが、内容は極めて本質的なことを扱っています。
文章を読んだら、章末のワークと共に「自分に当てはめてみる」ことをおすすめします。自分の夢や自由、親や家族、兄弟、友達、同僚…色んな人との関わりの中で、私は今どういうものに支えられているのかを考えずにはいられませんでした。
読んだ後にもっと積極的に生きたくなる、そんな本です。 -
筆者が「いのちの授業」で語っている、生きることへの励まし。優しいんだけど、甘くはない。心に響いた。
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死生観を考える、2冊目。
死を目の前にした人から、「生きる」ことを学ぶ。
明日からでも生かせる心がけや考え方が満載。
ワークも付いていてとっても実践的。
こんな授業がしたいものです。