いのちのかぞえかた

著者 :
  • 千倉書房
3.58
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本棚登録 : 155
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805109618

作品紹介・あらすじ

映画「おくりびと」の脚本家、小山薫堂と、「まってる。」のイラストレーター、セルジュ・ブロックの日仏合作の絵本です。主人公は、”あなたにそっくり”の「彼女」。人間の生活にまつわる様々な数字を、彼女の成長を通してみていくと、人体の不思議や、生きることのすばらしさが胸にせまります。

感想・レビュー・書評

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  • 人の誕生と成長を数字で見ると全く違った景色が見えてきますね♪

    あなたはいくつ答えられますか?



    ・毎日、地球のどこかで生まれる赤ちゃんの人数は?
    ⇒22万人(その一人の女の子が本作の主人公)
    ・身長50cm、体重3kgの赤ちゃんの毛細血管の長さは?
    ⇒99,000km(地球2周半)
    ・赤ちゃんが生まれてから3ヶ月で飲むお乳の量は?
    ⇒92㍑
    ・1才までに垂らすヨダレの量は?
    ⇒140㍑
    ・生涯のまばたきの回数は?
    ⇒5億8400万回(2万回/日)
    ・1才2ヶ月で立ち上がるまでにハイハイで動き回る距離は?
    ⇒120km
    ・排泄するうんちの量は?
    ⇒一生で10t
    ・おしっこは?
    ⇒4万3800㍑
    ・おならは?
    ⇒1万1000㍑
    ・トイレで過ごす時間は?
    ⇒6ヶ月
    ・生涯で出会う人の数は?
    ⇒5万人
    (内3000人の名前を覚え、顔と一致するのは300人、友達は30人、親友と呼べるのは3人)
    ・夢を見る回数は
    ⇒10万4000回
    ・お化粧に費やす時間は?
    ⇒180日
    ・洋服選びに費やす時間は?
    ⇒287日
    ・髪の毛の長さは?
    ⇒955km
    爪の長さは?
    ⇒29m
    鼻毛の長さは?
    ⇒2m
    キスしている時間は?
    ⇒3週間
    笑っている時間は?
    ⇒18週間
    ・最初の彼氏と結婚できる確率は?
    ⇒6.7%
    ・購入するブラジャーの金額は?
    ⇒38万4000円
    (5人の男性がそれをはずし、そのうちの1人と結婚します)
    ・嘘をつく回数は?
    ⇒787回(男性は+392回)
    ・地球上で愛の営みを行う男女の数は?
    ⇒毎日2億人以上
    (彼女は死ぬまでに1835回の愛の営みを)



    本の概要

    映画「おくりびと」の脚本家、小山薫堂と、「まってる。」のイラストレーター、セルジュ・ブロックの日仏合作の絵本です。主人公は、”あなたにそっくり”の「彼女」。人間の生活にまつわる様々な数字を、彼女の成長を通してみていくと、人体の不思議や、生きることのすばらしさが胸にせまります。

    • かなさん
      ヒボさん、このレビュー、笑えましたっ(≧▽≦)
      面白いですねぇ~!!
      ・嘘をつく回数は?
      ⇒787回(男性は+392回)
      って、男性...
      ヒボさん、このレビュー、笑えましたっ(≧▽≦)
      面白いですねぇ~!!
      ・嘘をつく回数は?
      ⇒787回(男性は+392回)
      って、男性の方が女性より、嘘つきなんですかぁ~??
      しかも、392回も多いっ!!
      ヒボさん、心当たり、あったりして??
      2023/11/12
    • ヒボさん
      内緒ですね
      (*´艸`)。oO(ナイショ!)
      内緒ですね
      (*´艸`)。oO(ナイショ!)
      2023/11/12
  • 〝毎日、地球のどこかで、22万人の赤ちゃんが生まれています。そのうちの1人・・・ “あなたにそっくりな” 彼女が、この物語の主人公です〟人間の生活にまつわる様々な数字を、彼女の成長を通してみつめた、人体の不思議や、地球に生まれてきたことの奇跡を、tvドラマ「坂の上の雲」の主題歌 “Stand Alone” の作詞家・小山薫堂サンと『まってる。』のイラストレ-タ-・セルジュ・ブロックとの日仏合作コンビで描かれた、静かな感動を覚える絵本です。

  • 人の誕生と成長を数字で説明。
    相対、客観化し、その確率的希少から生命のありがたさを伝えようとしたのかな?
    あるいは、いわゆる人頭でなく、活動・営みに注目して”数えてみよう”ということかな?

    ”1才までに140リットルのよだれをたらします”
    ”20際までに1500人の男性と出会う彼女は、そのうちの2人と真実の恋に落ちます”
    ”彼女は死ぬまでに787回、嘘をつきます”

  • 小山薫堂 (著), セルジュ・ブロック (イラスト)

  • 大人向け。命の尊厳はそんなに感じられませんでした。

  • こんな数え方があるのね。

    いのちってすごい

  • 映画「おくりびと」の脚本家小山薫堂さんが書かれたいのちのお話。

    この絵本を読むと、毎日を丁寧に生きようと思う。
    いのちをこんな風に数えていったら、一つ一つがとても大切に思えてくる。

    私はあと何回、歳を重ねた母親とご飯を一緒に食べられるのだろう?
    月1回としても、年に12回。そんな風に数えると、一緒にいられる時間は意外に少ない事に驚かされる。

    子ども達の笑顔を見られる時間はあとどのくらいあるのだろう?

    主人と並んで歩ける時間は・・・?

    長いと思っていたことが、意外に短いのかもしれない。

    今日の夕食は丁寧に作ろう。

    そして、気持ちが疲れた時にはこの本を手に取ろう。

  • 『彼女が死ぬまでに見る夢は10万4,000回』

    見ていた気がするけど思い出せない夢がたくさんあるのに、10万4,000回も見るのか…

    その中で覚えてるのはどれだけなんだろう?

  • こんなふうに数に表してみると生きていることってすごいなってしみじみ思いました。

  • 2つがうまくであって受精卵になっても
    そのうちの80パーセントは、8週目までに死んでしまいます。

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著者プロフィール

一九六四年、熊本県生まれ。初の映画脚本となる「おくりびと」が、第八十一回米アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、国内外問わず数々の賞を受賞。ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもある。映画「湯道」では、企画・脚本を担当。

「2022年 『湯道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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