「言葉」で読み解く平成政治史

著者 :
  • 千倉書房
2.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805111789

作品紹介・あらすじ

平成政治は、メディアの進化とともに政治と社会の距離感も変わってきた。その間を埋めるアプローチとして、政治を表現する「言葉」に注目した。ユーキャン新語・流行語大賞で取り上げられた言葉たちは、政治学者や政界で使われる「公式の政治の言葉」とは質を異にした、いわば時代を最も鮮やかに切り取る「非公式の政治の言葉」と言えるだろう。それぞれの言葉が流行した背景を紐解きつつ、現代へと至る政治・社会・メディアの影響関係の変遷を俯瞰する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2020I077 311.234/To
    配架場所:C2

  • 東2法経図・6F開架:312.1A/N81k//K

  • 予想通り、テレビ文化によりワンフレーズポリティクスが庶民にしんとした平成時代、といった内容であった。
    選挙権を得たと同時にスタートした平成時代、子供の頃の政治家の重々しさが薄れていった。これは身近になった、というより目先の世相の右往左往するバラマキ施策ばかりになったように思う。
    政策は言葉を選んで丁寧に説明すべき。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

西田亮介(にしだ・りょうすけ)
1983年京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院/環境・社会理工学院准教授。博士(政策・メディア)。
専門は公共政策の社会学。著書に『ネット選挙——解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)、『無業社会——働くことができない若者たちの未来』(工藤啓との共著、朝日新書)、『情報武装する政治』(KADOKAWA)、『コロナ危機の社会学』(朝日新聞社出版)がある。

「2021年 『新プロパガンダ論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西田亮介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×