故郷の親が老いたとき―46の遠距離介護ストーリー

著者 : 太田差惠子

• 中央法規出版 (2007年6月10日発売)

感想・レビュー・書評

[チーチョコさんの感想 · 2020年5月20日]

うちも遠距離なので、具体的事例がたくさんあってこれこらの指針になりそうです。
こういうこともあるな、こういうことも起こりそうだな、という中で自分だったらどうするかな？と立ち止まって想像したりするいい機会になった。

[yuramekeさんの感想 · 2015年6月23日]

とてもよかった
まず実用的
いろんな人の実例
いいにくいけど本当はこう思うんだろうな、という赤裸々な心境
心の準備の役に立つ

涙無くして読み進められないようなところがある
小説じゃないけど、上記と同じ話しなんだけれど、想像すると精神的にくる
でもそれが真実であり、それを事前に知っておけてよかった
その時だったら対応できないのかもしれないから

告知はしよう、と思った　のはこの本じゃなくlife lessonsを読んでだけど、やっぱり文化背景とかあって、安直に思いつくのは、言えないなぁみたいなことだったけど、
それは本人のためにはならない、最後をよく生きる準備をさせてあげたい、
と思って、
その状態において、この本は、具体的な準備の苛酷さ、大変さ、大切さ、人との関わり・・・

読んでよかった

Evernote bookにまとめあり

[simonyangmhさんの感想 · 2015年3月29日]

期待をもって読んだだけに物足りなかった。個人的なことなので難しいかもしれないが、もう少し詳しく掘り下げてほしかった。それに、個々のケースにおいて、どう解決を試みているかも、今ひとつ示唆に乏しい気がした。

　とはいうものの、こういう問題の具体例や経験を載せた本は、あまり見かけないので、やはり貴重。

著者プロフィール

介護・暮らしジャーナリスト。京都市生まれ。超高齢社会においての「暮らし」と「支援」の２つの視点から情報を発信し、執筆、講演活動等を行う。AFP（日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定）資格も持つ。2012年立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科前期課程修了。
主な著書に『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版』『子どもに迷惑をかけない・かけられない！60代からの介護・お金・暮らし』(共に翔泳社)、『親の介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)、『知っトク介護 弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門』(‎共著、KADOKAWA)等多数。
趣味はフラメンコ、1人旅。愛犬はフレンチブルドッグ。
「太田差惠子のワークライフバランス」http://www.ota-saeko.com/

「2023年 『得する！楽しい！安心！シニアの暮らし便利ブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」