- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806125334
感想・レビュー・書評
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トヨタで会社人生を全うした人たちが、どのように自分が鍛えられてきたのを書いた本。さすが、トヨタといいたくなるような鍛えっぷりに、感心します。こういう鍛え方が、その感謝の利益のみでなく、個人の人生の選択肢を増やすことになると思います。部下をお持ちの方、一読あれ。
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トヨタイズムを感じた
まずは、行動。とにかくスピード。 -
【絶賛】
これはいい!!
ぜひ、世の中の会社がすべてこのような考え方ならばメンタルで悩む人はいないのだろうと思います。
少なくとも自分はこのような考え方で今後過ごしたいと思いました。
また、身近な人にもこの考え方を勧めたい。
トヨタの全員がこうではないでしょうが、多くがこう考えているからあの業績なんでしょうね。 -
20140225
ヒヤリハット体験や不断のカイゼン共有化。
捨てるルールを作って整理整頓。
期限を決めて、その間は部下に任せる。期限が来たときはちゃんとチェック。
現場は変化させる。
お客さんのために働く。 -
トヨタの現場で受け継がれてきた、改善の秘訣。
考え方も非常に参考になる内容。ヒヤリハットなど有名どころはあると思いますが、端々まで徹底したカイゼン力の秘訣が書かれているので、どの業界の方にも参考になる内容かと思います。以下抜粋
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・リーダーの仕事は火事を消すことではない。火事が起きない仕組みを作ることである。
・「○○の件、作業者に教えた?」と聞かれ「はい。」と答えるようであれば、「ではその現場に行こう」となる。ちゃんとできてなければ、自分の教え方はここが甘い、もっとフォローしなければならない。ということに気づく。「教えました。たぶんやってます」ではリーダー失格。「教えたとおりにやってます」と断言できるまで指導する。
・六割いいと思ったら、やれ。いいと思ったらとにかくやる。失敗してもそれ自体は教訓となるので責めない文化がある。
・自分の仕事と、人の仕事との間にバドンゾーンを設ける。お互い助け合うことで仕事はどんどんうまくいく。
・大切なのはすぐやること。難しいことをしなくてもいい。
・工場内にチョークで直径1メートルの○を書いて「ここから現場を見てみろ。30分くらい我慢できるだろ」するとじっと立って見ているからこそ、見えてくるものがある。動いている=働いていること、という認識を正す。日頃見えなかった問題点が見えてくる。それを見つけるのが管理監督者の仕事。
・トヨタでは修繕と、修理の違いをはっきりさせている。修繕は繕うだけ。応急措置だけなので、真因をつぶしていないのですぐに再発する。修理とは真因を取り除いて2度と同じ故障が起きないようにすること。
・考えられる要因をもとにして、不良品をもう一度同じように作ってみる。それで不良品の発生を再現できたら、それが真因だとわかる。
・事前の一策、事後の百策
・自分が楽になることを考えろ。
例えば晩酌をするときに、ビールを自分が取りにくい場所に置いたりしません。一番食べやすい位置に、楽して食べられる位置に、飯を置いたり酒を置いたりしてます。それと同じものが作業標準書 -
■部下を持つ人が読むとイイのかもしれない。
■日本企業って感じ。 -
高い機械を導入したのだから、設備を動かして、どんどんつくっておこう。せっかく社員がいるのだから、遊ばせるわけにはいかない。明日の仕事もやらせておこう、と、どんどん在庫がたまる。「売れるスピードより速くつくってはいけない」 ・・・・・・せっかく出願したのだから、どんどん登録して特許にしよう。そうして、使い道のない特許在庫がどんどんたまる。「売れないものをいくら効率よくつくっても、儲けにならない。」 出願事務の効率を上げても、「作ってなんぼの生産性」に陥いっているだけだ。「お客さん(ライセンシー)が決まっていないものは作っていはいけない。」のである。
「おまえ、あそこ行ったか。 俺は行ってきたぞ」 社長が言っているのに自分はまだ、では話にならない。・・・ということで、明日からインドネシア、マレーシア、ベトナムを見てきます。
そのほか、
「現場は毎日変化させないといけない」
「だれがやってもおなじものをつくる」(カンコツ(勘とコツ)に頼らない)
「1週間ものが動かなかったら、捨てろ」
さすがトヨタさん。
勉強になりました。 -
製造業に留まらず他の産業でも十分に活用できるオペレーションの考え方、行動について生の言葉で知ることが出来る良書。