新米上司に告ぐ!「鬼」とならねば、その先はない

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版)
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806127031

感想・レビュー・書評

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  • 古本屋でジャケ買いしてみた。

    タイトルでインパクトを持たせて、実は……という内容かと思いきや、ほぼタイトルどおりのイメージの本だった。
    「女の反対など無視すべきだった」
    「この後伊藤を”命令不服従”で即座に処罰しなければならない」
    等、かなり思い切った表現も目に付く。旧日本軍の戒律・事例を引き合いに出したりもしている。
    2007年初版。それほど古い本でもないと思うが、残念ながら、2019年現在の情勢にはあまりにそぐわない。
    とはいえ、自身は筆者の主張全てに反対かというとそうでもない。
    今の「炎上」文化がはびこる閉塞した社会は、結局この本で言うような「ごちゃごちゃぬかすな」が通用しなくなってしまったが故に出来上がったものだと思う。
    軍隊式とまでは言わないが、組織倫理というものはある種の理不尽もその基盤に含むのだ、ということはもう一度思い出さねばならないのかも。

    あとは、自身の主張をもって反駁するための練習としてよい題材かも、と思った。

  • 私自身、営業職のため、一番最初に入った会社が、営業軍隊組織の環境でしたww(爆)当時、新卒だったため、幸か不幸か、これが当たり前?これが会社、社会というものか、と本気で思ってしまっておりました。。。これがつらくて辞めるのは、自分に負けることだ!と思って必死にくらいついていました(笑) 結局、このことが自分を鍛えることになったわけですが・・ 現代社会においては、このようなマネジメント教育の完コピでは通用しないでしょう。しかし、どちらかと言えば、この本では、それを実行しなさい、と言っております。。この点は、書いている著者の年代、団塊世代の価値、ご意見というのもあります。。ただ、最近思うことは、やはり、ある程度までは、ゆとり教育では限界がある、と思ってしまいます。。基礎的なところは、その人のために、多少強引に強制的にでも変えてあげないと。。。でも難しいところです。前提として信頼関係がしっかりとあり、やる側も本気でやらないといけませんからね。。

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著者プロフィール

昭和16年東京生まれ。東京教育大学(現筑波大学)卒。昭和63年、教育の㈱アイウィル設立 代表取締役社長、平成28年より主宰。
著書『指導者として成功するための十三の条件』(高木書房)、『上司が『鬼』とならねば部下は動かず』(プレジデント社)他。

「2022年 『勝利の道を行く ナンバー2になれる人 なれない人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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