カラー版 忘れてしまった高校の日本史を復習する本

著者 : 瀧音能之

• 中経出版 (2011年7月16日発売)

感想・レビュー・書評

[valdor24さんの感想 · 2017年2月23日]

高校時代にこんな難しいこと勉強していたんだなと思いながら読んだ。受験で使わない科目って全く印象に残らないんだなとも感じた。

[vgxさんの感想 · 2015年6月19日]

高校時代にはマジメに日本史の授業を聞いていなかった完全な理系人間です。

年を取ると歴史にも興味が湧いてきます。それは、ヒトという動物の集団としての共同と戦いの歴史だからです。なんだかんだ言っても、歴史は単に生物としてのヒトの行動だからです。

さて、これだけの厚さで、到底2000年に及ぶ日本史を分かりやすく説明することなど出来ないでしょう。

読んでも表面的な事実の羅列だけで、ちっとも理解した気にはなれません。

しかし、より深く日本史に親しむための「目次」としては、十分に良く出来たものだと思われます。

山川の日本史と併読しながら読み進みました。

本書はイラストが楽しめるけど、史実に基づく写真は不足しています。そちらは山川に軍配が上がります。

また、簡単でいいから年表を見開き頁でつけて欲しかった。

[Tomotaさんの感想 · 2013年7月29日]

別にこの著者が悪いわけではないけれど、日本の歴史教育は事実の羅列だと思う。全く面白味がない。

なぜその事件が起きたのか、その事実が持つ意義は？後世に与えた影響は？という点で歴史を見ていかなければ、現代に生かすことも出来ないし、歴史に関する議論も出来ないと思う。

著者プロフィール

1953年生まれ。駒澤大学文学部歴史学科教授。著書・監修書に『出雲古代史論攷』(岩田書院)、『図説 出雲の神々と古代日本の謎』(青春出版社)、『古代史再検証 蘇我氏とは何か』『日本の古代史 飛鳥の謎を旅する』『完全図解 日本の古代史』『日本の古代史 ヤマト王権』『日本古代史の謎』『最新学説で読み解く日本の古代史』(すべて宝島社)などがある。

「2023年 『古墳で読み解く日本の古代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」