100円のコーラを1000円で売る方法 3

著者 :
  • 中経出版
3.86
  • (62)
  • (94)
  • (78)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 695
感想 : 61
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806147640

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • マーケティング入門に入門書よりも適した本。ストーリー形式になっており、素人に理解しやすいけど、やっぱり1巻がすごかったなー。

  • 1番を読まずに読んでしまいました。経営戦略の基礎を分かりやすく説明してるかな?題名のギャップは未だ払拭できず。ただ小難しく理解しにくい本よりは分かり易いほうがいいのかなとも思います。

  • ビジネスで起こる様々な出来事をストーリーでわかりやすく紡ぐシリーズ第三弾。
    日本企業で働く身としては目を背けたくなる部分もありつつ、
    イノベーションの本質を捉えた珠玉の一冊に仕上げている。
    後半の展開はご都合主義に過ぎる部分もあるが本書のすばらしい本質を棄損するものではない。

  • 安定してますね。

    第3弾。今回は海外メーカーが無料の会計ソフトで攻勢を掛けてくる。
    無料の会計ソフトでどうやって儲けるのか?というのが気になりますが、会計ソフトに入力された購買履歴を基に広告を表示させるというビジネスモデル。

    これは作者のオリジナルらしいですが、実現性は別としてなかなか秀逸なアイデアですね。

    これに対抗するための策としては、ソフトに入力されたビッグデータを基に企業のリスクを検知する新たなソフトを開発。

    まー、わからなくもないですが少しこの辺はグダグダですかね。

    第3弾になって、ストーリーはかなり面白いんですが、
    マーケや企画の勉強になってんのかな?って感じがあります。(そして男清水部長がいい味出しすぎ)

    実務に役立つというより、勉強2:エンタメ8ぐらいの軽い頭の体操というつもりで読むのが正解だと思います。

    前作までが楽しめた人なら、本作も楽しめると思いますよ。

    まあまあオススメです。

  • シリーズ1、2作目同様楽しく読むことができた。3作目のテーマはイノベーションとリスクへの挑戦ということである。小説の登場人物も相変わらずであるのだが、特に面白かったのが、前作で古い考え方で駒沢商会を去って行った清水部長である。今回はライバル会社の部長として復活しており、かつ、そのキャラクターがユーザに大受けしているという奇想天外な展開になっていた。現状維持という選択がいかに最悪な選択かということがよくわかった。現状維持でいいと言っている部下に是非聞かせたいところだが、自分も戒めないといけないと思った。

  • 今の仕事では、とりあえず現時点ではグローバル化は関係ない。
    が、今の組織を破壊して再生するには、黒船がやってこないと難しいと感じた。

  • 市場のグローバル化が進む中、イノベーションとリスクへの挑戦をテーマにしたシリーズ完結の3作目。
    他には、M&Aやグローバル競争戦略についても分かりやすく解説されています。
    2050年には人口も3000万人減る見込みですし、国内市場や過去の成功体験に囚われずに新しいコトを我々が始めることが必要だと考えました。

    「現状維持は破滅」、重いコトバです…。

  • 面白い。指南役だった与田がいなくなったことでマーケティング理論などを解説する場面は減ったが、小説として楽しめた。「評論家みたいに言いたいことだけ言って、行動しない。守りに入って新しいことにチャレンジしない。目の前の仕事をひたすらこなすだけで精一杯。それでは未来が開けない。」ほんとだね。中国でリニアモーターカーが10年も前から実用化されているなんて知らなかった。

  • 2013年度【請求記号】675/N/3【資料ID】91133669【配置場所】工大君に薦める

  • 3が内容的にも面白かった。

    現状維持は破滅、新たな顧客と市場を創り出せ!と本の見出しにも書いてある通り、イノベーションに関する物語が描かれている。
    具体例をあげるとAppleのイノベーション。
    Appleは自ら起こしたイノベーションを乗り越えて価値を生み出していく。それには激しい自己否定が必要であり、リスクを取って未知の分野に踏み出す決断をしなければならない。

    シリーズを通して、映像化される可能性が高いと感じた。ストーリーもしっかりしているし、キャラクターの個性も明確に設定されていて、現に漫画化もされている。
    途中からこの本も、そのための「戦略の布石」としか思えなくなった。

    私たちは、永井さんの手のひらで踊らされているのだろうか。

    『イノベーションのジレンマ』
    『BATNA』
    『企業買収』
    『オープン・アーキテクチャ戦略』
    『リーダーシップ』

全61件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

マーケティング戦略コンサルタント。慶應義塾大学工学部卒業。日本IBMに入社しマーケティングマネージャーや人材育成責任者を担当。2013年に日本IBMを退社しウォンツアンドバリュー株式会社を設立。執筆の傍ら、企業への戦略策定支援や「永井経営塾」を主宰。2002年多摩大学大学院MBA修了。主な著書に、『世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』のほかシリーズ60万部突破!『100円のコーラを1000円で売る方法』(KADOKAWA)など多数。

「2021年 『世界の起業家が学んでいるMBA経営理論の必読書50冊を1冊にまとめてみた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

永井孝尚の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×