- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808307400
感想・レビュー・書評
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山小屋10あれば10のエピソードがあるもの。
どれも読んでていい気持ち。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
以前読んだ「山のミステリー」もしみじみとする話が多かったが、この本もまた。すべてが体験談であることも大きいけど、人里を離れて大いなる自然の中に居ると、野生動物や山の木など、自然と敏感に共振するようになるものなのかと感じた。
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この本やばかった!
通勤電車内で読んでたんだけど、まじで涙でそうになった。
山小屋主人達がもつ逸話に虜になりました。
山岳雑誌『岳人』で連載されていたコラム集なのですが
漫画『岳』を凌ぐほどです。
この本で描かれている
人と人とのつながりや
動物や自然との摩訶不思議な物語は
へたな小説より全然面白い!
小屋番のきつい重労働を考えると、山小屋の主人たちが
ぶっきらぼうな態度をとるのも何だか分かります。
また、昭和30年頃の日本の登山者たちが
こんなことやってきたのかってことに驚愕しました。
登山、嘗めたらいけませんね。
山や、それらに携わる人間に
これからはもっと敬意を持ちたいと、姿勢をただされました。
娘が年頃になったら絶対読ませたい一冊です。 -
山小屋で働くおばさん、おじさんたちが綴る逸話集。山小屋経営者として登山者を見つめている。
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山小屋で多くの登山者や自然を見つめてきた「おやじ」や「お母さん」たちの逸話を取りまとめたもの。
山小屋での不思議な体験や、遭難救助、自然との対話など良いお話がふんだんに入っている。
著者の工藤さん、いつもながら目の付け所が憎いです。 -
山の雑誌 岳人 に連載された、山小屋の主人達のおはなしです有名な小屋から小さな山小屋までいろいろな主人が山小屋でおこったことをつづっています山小屋経営もけっこう難しいと思いますが、かえって里よりもいろいろあっていいかも・・・