- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808310547
作品紹介・あらすじ
とある町にある、ちょっとした商店街の、ちょっとした喫茶店「アネモネ」。
謎めいた風のマスターと、アルバイトのよっちゃんが切り盛りするお店には、今日も個性豊かな常連さんたちがやってきます。ちょっとずつ明かされるマスターの秘密、妙なこだわりの新メニューなど、クスっと笑えて、何だか懐かしい108篇の漫画を収録。
読むうちに、あなたもアネモネの常連さんに仲間入り!
ブレイクタイムは、コーヒー片手にアネモネ時間をお過ごしください。
感想・レビュー・書評
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東京新聞で週一連載されているオールカラー1ページの作品の単行本化。(収録されているのは2017年10月から連載された第1回~108回まで)
作者は「野田ともうします」で有名な柘植文。
だが、自分は読んだ事がないので初柘植作品となる。(絵がどことなく中川いさみ風に感じた)
発売日に書店で見た時は大して気にもとめずスルーしたのだが、最近 松本英子の新刊をチェックした時に関連本で本書が紹介されていたのを見て気になり購入。
数十年続く喫茶アネモネ。
小さな声でボソボソと話すので何を言っているか分からない正体不明と言うより詳細不明な老マスターと元不良グループの総長という過去を持つウェイトレスよっちゃんことよしこと そこに集う数少ない常連の安達さん、青年、スナック「マリコの秘密」のマリコママ等が織り成す日々のお話。
と、いっても変に重い訳でも人情話でもなく ユルユルというよりはユルなギャグ漫画。
なので爆笑ではなくクスッと笑うレベルなのだけど 何故かクセになりハマってしまった。
普段、カルトだトラウマだ男泣きだなんて物をメインに読んだり観たりしているので こういった作品は否応なしに「染みて」しまう。
例えるなら大トロ、天ぷら、すき焼きといったコッテリした料理の後にさっぱりと食べる山葵をのっけた海苔茶漬みたいなものである。(どういう例えだ)
いつもなら個人的に気に入ったストーリーやギャグを挙げるのだけど、どのストーリーもギャグも好きだし面白い。
当然お気に入りの一冊となったのは言うまでもない。 -
電子書籍で買ったのに、、、。
やっぱり、紙の本で持っていたくて買ってしまった。
紙の良さもあるんですよねー。 -
最近、漫画が多い。本の合間の目安め、切り替えにもなっている。
なので、くすっと笑える4コマ~1ページ単位のものがちょうど良い。
こんなマスターがいる喫茶、昔はあったよねぇー。
昭和遺産のようになっている純喫茶。
長く生き残って欲しいとしみじみしながら読む世代(笑) -
いい喫茶店の話だ〜
まったりしていて読みやすい -
最高!
味わい深い!
マスターはじめ登場人物さんたちみんな大好き! アネモネ行きたーい -
ゆるーっと柘植さんらしい作品
オールカラーで良かった -
1頁ごとの読み切り。オールカラー
クスっとわらってしまう。
マスターとよっちゃん、常連さんのやりとりが面白い。 -
うーん、あんまし面白くもなく楽しめず。
レトロな雰囲気を想像してただけにそんな事もなく、なんだこれ?状態。
2巻もあるけど大差なさそうかな〜
よっちゃんもよく分からん。
新聞に掲載してた事もあってた季節ネタもちょこちょこあった。
喫茶店はコメダ珈琲しか知らないけど、常連になるとこんなにも店員と客の距離が近いものなの? -
マスターとバイトのよっちゃんの、毎回予想のつかないやり取り。不明瞭なマスターの言葉は、よっちゃんのパワフルな解釈で「アネモネ」の経営を回していく⁉︎ お客さんたちの中では、スナック「マリコの秘密」のマリコママがミステリアスで好きです。定休日には、なぜか近所のチェーン店カフェに集まり、「アネモネ化」するのですが、これ系の話がもっと読みたいです。
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テンポのゆるさが最高!
自分の本棚がお役に立てて良かったです。
レビューにも書いたのですが、自分は柘植作品は読んだ事が無いのですがこれを機...
自分の本棚がお役に立てて良かったです。
レビューにも書いたのですが、自分は柘植作品は読んだ事が無いのですがこれを機会に「野田ともうします」辺りから読んでみようかと思います。
この作品、家で購読している新聞で1番楽しみにしてるものです!←小学生か!
有名な作者さんだったのですね...
この作品、家で購読している新聞で1番楽しみにしてるものです!←小学生か!
有名な作者さんだったのですね。知らなかった。
子供の本、絵本などの紹介と同じページにこの漫画が載ってるんです。
たしかに、癖になりますよね。
なんと!新聞連載で読んでいらっしゃるとは!!
自分も「野田ともうします」は知っていたのですが、作者の事までは知りません...
なんと!新聞連載で読んでいらっしゃるとは!!
自分も「野田ともうします」は知っていたのですが、作者の事までは知りませんでした。
子供の本、絵本の紹介ページに載っているというのも らしいような らしくないような.............
その辺もなんかクスッとしてしまいました。
確かに癖になります。
先週買ってから、もう何度も読み返しています。
自分は全くといっていいほど喫茶店には行かないのですが、アネモネみたいな喫茶店があれば行ってみたいですね。←ある筈がない!