- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808310721
作品紹介・あらすじ
未定
感想・レビュー・書評
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「自分は政治に参加していないし、だから責任をもてといわれてもピンとこない」と誰もが思うのであれば、それは民主主義とはいえません。
民主主義について批判的思考をもって再考できるヒントが散りばめられている。
世界史勉強したくなった。 -
<閲覧スタッフより>
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所在記号:311.7||ウノ
資料番号:10267255
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難しくて理解できたところですぐには何かが変わるわけではないけど、しっかり学んで知っておいた方が良いことがたくさん書かれています。
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民主主義について書かれた本。民主主義をその歴史から辿り、ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルスの猛威により、揺らいでいる民主主義の価値を見直そうとする内容。
日本の選挙制度を変えようとする話が個人的に面白かった。世代別の選挙区を設けることは、若者の声の反映に繋がるし、それ故に、若者が政治に関心を持つことが期待できる。また、分人民主主義の話も面白い。そして、これが私のお気に入りの考え。政党に括られず、政治信条や政策によって、それぞれの考えに投票をすることは面白い。筆者はやはり、トクヴィルが大好きらしい。 -
コロナ対処やポピュリズムに見る民主主義の危機、多数決と少数派の尊重、熟議民主主義といった各側面と、古代ギリシア以降の西洋及び明治以降の民主主義の歴史。そして最後に、身近なところからの参加を通じた当事者意識の重要性を説く。
対象は高校生から20代といったところか。対象層に実際どの程度響くかはともかく、読みやすかった。