ミュシャ装飾デザイン集 増補改訂版

著者 :
  • 東京美術
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784808712341

作品紹介・あらすじ

1900年代前半、ミュシャ絶頂期に学生・デザイナーなどの要望に応え、デザイン・ハンドブックとして刊行された『装飾資料集』と『装飾人物集』。 この幻の名著2冊を完全収録した本書に、新たに『装飾図案集』を加えた増補改訂版。

感想・レビュー・書評

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  • ミュシャのデッサン力はやばいよね。自然や人物を詳細に観察し、それを見事なデザインに昇華している。イラストレーターにとっては聖書みたいな本だろうね。
    ゴーギャンやオスカー・ワイルドがミュシャのような装飾芸術を高く推奨しているのは頷ける。そう、ミュシャには世紀末の退廃感やアール・ヌーヴォーのセンスがばりばりなのだ。
    ミュシャが出した「装飾資料集」「装飾人物集」「装飾図案集」をもとにした本だが、図案集の素晴らしさには頭がくらくらする。

  • ミュシャ装飾デザイン集 | 東京美術
    https://www.tokyo-bijutsu.co.jp/np/isbn/9784808709594/

    ミュシャ装飾デザイン集 増補改訂版 | 東京美術
    https://www.tokyo-bijutsu.co.jp/np/isbn/9784808712341/

  • よく見るミュシャの一枚絵でなく、装飾図案を見たい方に強くおすすめします
    絵を描いたりデザインの参考にするには最高の資料ではないかと
    後ろの方に載っていた切手の写真が小さくて、紙の上を一生懸命ピンチしましたwこれ大きく見たい!

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著者プロフィール

千足伸行(せんぞく のぶゆき)
美術史家、成城大学名誉教授。1940年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、TBS(東京放送)を経て国立西洋美術館に勤務。1970〜72年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてミュンヘン大学に留学。主にドイツ・ルネサンス美術を学び、帰国後、国立西洋美術館に復帰。1979〜2011年、成城大学に勤務、現在は広島県立美術館館長。ヨーロッパ近代、特に世紀末美術を専門とし、多くの展覧会も企画。編著書に『世界美術大全集 西洋編』『アールヌーヴォーとアール・デコ』『交響する美術』(以上、小学館)、『もっと知りたいクリムト』(東京美術)、『隠れ名画の散歩道』『ゴッホを旅する』(以上、論創社)など多数。

「2021年 『画家たちのパートナー その愛と葛藤』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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