- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784809407666
作品紹介・あらすじ
ICHIROを読み解けば君の才能は自然と伸びる。トップの境地に達するための74の道標。
感想・レビュー・書評
-
おもしろい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イチローの言葉を児玉光雄氏が分析し、前向きに進んでいける一冊。
-
マリナーズのイチロー外野手の言葉から様々なことを学ぶ本。著者の児玉氏は類似テーマの本が多く、私もそのいくつかを買って読んでいます。
この本は74の言葉とその「学ぶこと」が載っています。イチローはご存知のとおりの素晴らしい成績を残しているトッププレーヤーですから、説得力があります。
もちろんすべてが自分にも合うやり方というわけではないので、自分がなるほどと思う点は取り入れていけばよいと思います。 -
イチローの一言と、それの解説で構成された本。
解説は、著者の児玉光雄さん視点っぽいので、
イチローの意図と合致してるか微妙なのもあるが、
ちょこちょこ参考になる。
なにより、イチローの一言がとても参考になる。
「成功」が嫌いな言葉なんだなぁ、イチロー。
深いわぁ。 -
印象に残った言葉を大量抜き出し。
■覚悟のない人の言葉や行動は響かないんです。特にプロといわれる世界では響かない。投げてくるボールも、何かを語ってきますよ。あれが野球選手の本当の会話なんです。
■今日のことは日付が変わった時点で終わり。この時点で過去のこと。
■仕事のために練習をしているわけじゃないんですよ。野球が好きだから練習しているんです。それだけです。
■僕は野球の動きが全部できないといけない選手なんです。それを全部やるつもりでいるし、実際には全部できます。
■一番になりたかったですね。僕は、ナンバーワンになりたい人ですから。オンリーワンのほうがいいなんて言っている甘い奴が大嫌い。僕は。この世界に生きているものとしてはね。競争の世界ですから。
■仕事だと思ってプレーしていたとすれば、ある程度の報酬を手にした時に「もういいか、これで」となるかもしれない。でも、これが自分の好きなことだと思えばもっともっと何かがあるんじゃないか、という気持ちになれる。
■「これでいい」と思ってたものが、「いい」と思えなくなってくる。それで、今度は「もっと、いい」ものを探し求めなくてはならない。この繰り返しなんですよね。でも、探し求めるということが面白い。これが、野球を続けられるモチベーションなんですよね。
■とにかくコンスタントに仕事をするのは一番難しいこと。たまに爆発的な成績を残すのは誰でも可能ですが、続けることは誰にでもできることではありません。
■精神的なレベルが高い選手は、ガッツポーズをしたり、叫んだり、悔しがったりして感情を表に出したりしないものです。
■一生懸命やっています、はあくまでほかの人から言ってもらうことであって、自分から言うことではない。
■おそらく誰よりも僕が期待している。
■いつまでもまだ上がある、こんなものじゃないぞ、と思っていたい。あいつはもうひと皮むけないと、と他人に言ってしまう人たちは、もう自分が完成した、と思っているからそんなことを口にする。僕はそんなふうにはなりたくないな、絶対に。
■僕に対して厳しくする人ってだんだんいなくなってきている気がします。だから僕自身が僕に厳しくしなきゃいけないのは当然のことです。
■見ている人が楽しむのは勝手ですが、相手が絡むことに関してコントロールすることは不可能。自分で管理することができないものを意識することはできないですね。
■苦しい時に一番良い状態のことを思い出すと、理想的な状態と現実との大きなギャップを感じて余計苦しくなる。
■日本で積み上げてきた安打だけでなく、凡打も僕の技術を磨いてくれた。
■大リーグでは、ほかの選手に比べたら僕は大きくない選手で、「身体は小さいのに」という表現を時々使われる。でも、身体を自由に動かしたり、操ったりという定義なら僕ほど恵まれている選手はいないと思います。
■表に見える狂いがあったり、どこかにズレを感じていたとしても、では、どこの感覚を取り戻せばそれが直るのかということに気付かないといけないんです。それが「内側の感覚」なんですね。
■自分がイメージしている球を打ち返すことなんか滅多に起こらない。実戦で本当に必要なことは、たとえば、変化球を待っていながらインサイドにきた真っ直ぐ高めをヒットにすることなんです。
■それ(練習)をやって、それが違うとわかるのと、教えてもらってわかったような気持ちになるのとでは、まったく意味が違うと思うんですね。それが自分でやって得たものであれば、そのあと、どれだけでも可能性は広がる。でも、頭で理解しただけ、先生に教わっただけのものであれば、そこに深みみたいなものは出てこないですよね。
■同じ200本のヒットでも、その中身はすべて違うと思っているし、同じものは当然ないわけですから、「作品」という意識を持ってもらったら、野球の見方ってずいぶん変わると思うんですね。
■気持ちよく野球をするためには、環境もすごく大事なんですね。選手って環境によって、とんでもなくやる気がみなぎったり、信じられない力を発揮できたりするものじゃないですか。 -
3冊目
-
イチロー選手がこれまで受けてきたインタビューを分析、その発言の真意をスポーツ心理学から読み解く人気シリーズ最新刊