レイ・アレン自伝 史上最高のシューターになるために

  • 東邦出版
4.09
  • (6)
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809416200

作品紹介・あらすじ

NBAで2度の優勝に加え、多くの記録保持者であり、最近殿堂入りも果たしたレイ・アレンが、練習への取り組み、コート上やコート外での盟友やライバル、プレーしてきた数々のチームについて語り、長いキャリアで成功を続ける秘訣を紹介。
18年間NBAでプレーしたレイ・アレンは、ボストン・セルティックスとマイアミ・ヒートで優勝を経験し、3ポイントショットのキングとして記録を打ち立てた。NBA史上最も努力し高い功績を残した選手のひとりであり、シャープシューターとして有名。本書は、彼の人生をキャリアを彼自身の言葉で振り返った自伝だ。彼が愛したゲームで、これまで表に出なかった驚きの事実で溢れている。
レブロン・ジェームズ、コービー・ブライアント、ケビン・ガーネットなどの名選手を含むライバル、チームメイト、コーチ、オーナー、友人についてアレンはオープンに語っている。軍人の父を持つ家族で育ったアレンが、どのように責任と敬意、そしてあの完璧なフリースローと重要な3ポイントショットを決められるようになったかを明かす。
また本書は、才能あるアスリートであり、バスケットボールに対する確固たる哲学を持ち合わせた男を描写している。その哲学は、時にチームメイトやコーチとのあいだに溝をつくることもありながらも、多くを魅了した。そして2013年にサンアントニオ・スパーズと対戦したNBAファイナルでの第6戦残り数秒でアレンが放った、キャリアで最も重要な3ポイントショットへとつながっているのだ。本書を通して、アレンはバスケットボールで成功するには、コート上と同じくらい、コート外で起きることが重要であり、情熱と献身性こそがバスケットボール、そして人生そのものの本質であると説く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中高とバスケをやっていた息子に感化されNBAの試合を観る様になりました。
    その時にファンになったNBA選手の一人です。
    セルティックス時代のビッグスリー、とても期待して観ていました。
    チームプレーのスポーツは難しさも有りますね。
    読んでみて色々感じました。
    レイ・アレンが活躍していた時代の他の選手の名も懐かしく読みました。
    最高のスリーポイントシューターです。レイ・アレン。

  • 『レイ・アレン自伝 史上最高のシューターになるために』
    レイ・アレン マイケル・アーカッシュ 、(訳者)大西玲央

    現時点でアメリカプロバスケットボールのNBAで最もスリーポイントシュートを成功させたプレイヤー
    (18年のキャリアで1300試合に出場し2973本を成功)

    2度の優勝。NBAオールスターゲーム10回出場、シドニー五輪金メダルと、略歴だけで早々たる偉業の数々。

    そのプレイぶりは華やかな世界であるNBAの中でも、職人気質なところが多く、淡々とシュートを決めまくるというシーンが印象にとても残っています。

    私もバスケットボールをしていますし、NBAを見ることも大好きなので彼のプレイは見ていましたが、この著書の中に書かれていることのほとんどは外に出ていなかったと思います。メンタリティはとても強く、自我がとても強い選手だったんだなということはよくわかりました。また、日本だとNBAプレイヤーのこうした自伝は中々出版にまで至ることは少ないと思うので、彼がどんなマインドをもってゲームに臨んでいたのか、あの時はどうだったのかということがつまびらかになって、読み手としては面白かったです。

    願わくば、もっともっと、NBAの人気が日本でもでますように。

  • 稀代のシューター、レイ=アレンの自伝。
    「継続は力なり」を地でいく男レイアレンがNBAでの位置を築き上げるストーリーを裏話を交えながら語る。
    「神から与えられた才能なんて勘違い。神様はバスケの上手い下手など気にもかけてないからね。」なんて言いながら来る日も来る朝も準備を欠かさないアレン。
    本の節々に滲み出るアレンの神経質な性格とボストン王朝崩壊の舞台裏が特に印象深い。

  • ストイックもストイックなバスケットボーラーの半生を綴った自伝。
    何かを成し遂げるためには,不要なことは排除する。
    非常にナイーブな性格だがやり遂げる意志の強さがすごい。

  • 彼のシュートフォームは学生時代真似した。
    決して変わることのないリリースポイントの高さ、あの綺麗なフォームの裏にどれほどの鍛錬があったのか、裏舞台をやっと少しだけ知ることができた。試合前のルーティンなど、やはり意識していたのかと思うことも多かったが、それ以上に周りの人間との確執がこれ程あったとは知らなかった。選手同士だけでなく、監督、GMなど、人間模様を知ることができ、これからNBAを観るのもより楽しみになった笑
    ストイックで、真摯な彼の言葉だから、どれも素直に読み進めることができた。
    『練習は嘘をつかない』
    『成功と失敗の違い、自分の才能を投げ出さない』
    『準備万端だからだ』笑
    大西氏の訳も良かった。bibleになった。原文も読みたい。

全5件中 1 - 5件を表示

大西玲央の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×