いつものところで ワタシゴト 14歳のひろしま・3

著者 :
  • 汐文社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811330518

作品紹介・あらすじ

ひろしま修学旅行から「日常=いつものところ」へ戻ってきた十四歳。受け取った被爆体験をどのように継承していくか、自分たちのことばで伝える方法を模索します。「ひろしま」を忘れない――「ワタシゴト」三部作、完結!

感想・レビュー・書評

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  • 『今を読む』 児童文学作家 中澤晶子(なかざわ・しょうこ) 福島の原発事故から10年 | 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター(21年3月12日)
    https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=104022

    あの日 原爆が断ち切った日常  「個人」の物語として書く理由は:朝日新聞デジタル(2022年7月23日 有料記事)
    https://www.asahi.com/articles/ASQ7Q3CCNQ7LUTFL005.html

    いつものところで ワタシゴト 14歳のひろしま・3 | 株式会社汐文社(ちょうぶんしゃ)
    https://www.choubunsha.com/book/9784811330518.php

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      第23回 こども文学館えほんのひろば「ささめやゆき物語」|仙台文学館
      https://www.sendai-lit.jp/6568

      ひろし...
      第23回 こども文学館えほんのひろば「ささめやゆき物語」|仙台文学館
      https://www.sendai-lit.jp/6568

      ひろしまで修学旅行生は何を感じた…作家・中澤晶子さんの3部作完結 | 毎日新聞(2023/8/6)
      https://mainichi.jp/articles/20230805/k00/00m/040/108000c

      戦後78年:学びの入り口14歳の旅 出合いの奇跡描く 「ワタシゴト」3部作完結 作家・中澤さん 広島 /広島 | 毎日新聞(2023/8/15 有料記事)
      https://mainichi.jp/articles/20230815/ddl/k34/040/224000c
      2023/08/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      クリーンヒット 『いつものところで』 | 教文館ナルニア国
      https://onl.sc/k3MajuP
      クリーンヒット 『いつものところで』 | 教文館ナルニア国
      https://onl.sc/k3MajuP
      2023/09/19
  • 広島へ修学旅行に出かけた都内の中三生を主人公にした
    短編集。
    広島に興味なんてなかったくせに、いつのまにか、知りたいという想いが
    自分の中に芽生え変わってゆく。
    こんなふうに、ひろしまや戦争のことを考えらるようになったら
    ずいぶん変わるだろうな。

    「わたしごと」私事、渡しごと・・・
    バトンを受け継いでいくこと。

  • 祖母も母も画家だが、自分はかたくなに絵を描こうとしない明(めい)
    原爆資料館で見た原爆の絵に揺さぶられ……
      ──「描く」

    手芸クラブの共同制作のテーマについて部員をまとめられないみかる
    資料館に展示されていた女学生の制服が忘れられず……
      ──「縫う」

    など、ひろしま修学旅行に行き、原爆を知り、「いつものところ」に戻ってきた中学3年生を描く四つの物語

    原爆の語り部で92歳の「山川さん」でつながる連作短編集

    広島在住の作家と広島を訪れる横浜の中学生との二十年以上にわたる交流を通じて生み出された「ワタシゴト」三部作の完結編、2023年7月刊

    書名の「ワタシゴト」は「記憶を手渡すこと=渡し事」と「他人のことではない、私のこと=私事」の意味をあわせた著者の造語

    〈いま起こっている戦争も、何年かたって、わたしみたいな中学生が、「習ってないから、知らない」って言うんだろうか。〉

    [既刊情報]
    『ワタシゴト 14歳のヒロシマ』2020年7月
    『あなたがいたところ ワタシゴト 14歳のヒロシマ・2』2021年6月
    『いつものところで ワタシゴト 14歳のヒロシマ・3』2023年7月

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著者プロフィール

「ジグソーステーション」(汐文社)で野間児童文芸新人賞受賞。「デルフトブルーを追って」(国土社)「あしたは晴れた空のしたで ぼくたちのチェルノブイリ」「3+6の夏」(汐文社)「こぶたものがたり」(岩崎書店)などがある。

「2019年 『その声は、長い旅をした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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