- Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811378053
感想・レビュー・書評
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2012年3月18日
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読み進むほどにぞくぞくしてくる近未来を舞台にした異色作。
生物が死に絶えた地球。
残された6年生のコウと貴也、幼いルミ、中学生の夏姫が自力で生き抜いていこうとする物語。
4人だけがなぜ生き残ったか、コウと貴也の関係は、ほかに生きている人間はいないのかなどが、人類を滅亡させた「カケラ」「あれ」の正体とともに徐々に明かされていく。
「おれたちは人間なんだからさ、歌だって、本だって、なくしちゃいけないんだと思う。もう、なくしすぎたんだから、一冊くらい持っていこうぜ」p.159
対象はずばり、6年男子。ピンポイントで読ませたい。 -
2007/3/4
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衝撃的な題名に惹かれて手に取った本。
絶望の中に生きる少年少女、そこで掴んだ真実に胸を打たれました。
もう一度、読んでみたい。 -
その時人間は・・・
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面白いです。児童書っていうよりはヤングアダルトかな。あさの先生とか絵都さん好きなかたにはオススメかもしれません。