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- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812207093
作品紹介・あらすじ
これまで地球温暖化対策に否定的であったブッシュ政権が、中間選挙での敗北によっていよいよ舵を切った。それは、「政治的判断」によって「科学的事実」が大きく左右されることの証でもある。「科学者」もまた「政治的」であることからは逃れられないことは、本書の存在そのものが物語っている。日本人はこの現実をどううけとめるべきか。われわれはすでに傍観者ではない。
感想・レビュー・書評
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ロシアの話から始まる「科学が政治化」してしまうことの危険性について。
環境ホルモンの、人体に対する影響を科学的に示したものがない(統計上有意ではない)とか、原子力の過度の安全性を過度に宣伝するマスコミ、そして権力者が政治力を発揮してしまったケース。
科学と政治(+マスコミ)の関係の悪さを改めて認識させられる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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