金融危機のレギュラシオン理論: 日本経済の課題

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  • 昭和堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812210802

作品紹介・あらすじ

2008年のリーマン・ショックに始まる世界金融危機による構造変動を見据えつつ、日本経済に焦点を当て、レギュラシオン理論に基づいて望ましい進路とそれに必要な制度改革の内容を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • レギュラシオン理論に基づき、金融危機の原因を「(レギュラシオン)の調整が失敗したことに求める。

    こうした構造的危機が金融危機をもたらしている…?って感じ。レギュラシオン学派を勉強したいと思った。

  • レギュラシオン理論の基本的なところ(第1章)から近年の「金融主導型」発展様式の説明,さらに若干の解決策の提示まで示されたいい本だと思います。分厚くないし,さっくり読めるところもいいのではないかと思います。学生向けの文献リストに挙げるのにいい本だと思います。

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著者プロフィール

追手門学院大学経済学部教授(理論経済学)、京都大学名誉教授。1954年生まれ。1995年、大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(経済学)。著書に『制度と調整の経済学』(ナカニシヤ出版)、翻訳書にJ. R.コモンズ『制度経済学』(共訳、ナカニシヤ出版)、論文に「J. R.コモンズの適正価格論と適正価値論『季刊経済理論』第59巻第3号など。

「2023年 『現代制度経済学講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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