- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812418420
作品紹介・あらすじ
コンカーをトチの木の下に埋めてから数週間-。小さな龍たちが暮らすペニーケトル家には平穏が戻ったかに思えた。ところが、ルーシーが願いの龍「ガレス」を作ったことからとんでもないことが起こり始める。願いの龍は、作り手と名付け親がひとつずつ願いを叶えてもらえる特別な龍だ。ルーシーは龍たちの大好きな雪を降らせて欲しいと願う。晴れていたはずの空からひらひらと小雪が舞う中、ガレスと命名した張本人のデービットは、不思議な思いで大学に向かう。最近やってきた極地研究の専門家・バーグストローム教授はなぜかガズークスのことを知っていて、とんでもない課題を出してきた。「龍は存在するか、否か」について、論文を書けと言うのだ!平和な日常の中、陶器の龍たちが生きていたのか、またもや信じがたい気分になっていたデービットは、ついにガレスにこう願う-龍伝説の真実を知りたい、と。その瞬間、運命の歯車がガタンと回り始めた。リズのおばさん・グウィネスが、霊薬をつかさどる龍「グレーテル」を連れて、家にやってくる。なぜか慌てるリズに、グウィネスはリズに子供ができると宣言。デービットは龍の涙を守り続けるシロクマの物語を夢に見始める。謎の教授バーグストローム、デービットに恋する同級生ザナ、新たな龍4匹が加わり、ますます物語は白熱。イギリス生まれの優しく心に残るファンタジー。
感想・レビュー・書評
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図書館本
前作は龍というよりリスのお話がメインだったのに比べて、今回は龍の争いがメイン
ハラハラドキドキで読む手が止まらなかった
最後がすごい気になる終わり方だったから早く読まなきゃ
翻訳ものなのにすごい読みやすくて世界観が本当に好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
龍のすむ家〈2〉氷の伝説
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1巻であれだけメインに据えてきたリスの存在はどこにいったのか。
ルーシーのキャラクターがよくわからない。何がしたいのか。
グウィネスが登場してからリズがまるで少女のよう。1児の母としてそれでいいのか。
1巻よりは龍の登場シーンが増えたものの、今度はシロクマの話が絡んできてなんだかもう…といったところ。 -
リスをめぐるご近所の話に終始していた前作とは打って変わって、ハラハラドキドキのストーリーだった。
リズのおばと称するグウィネスの登場により、穏やかに思えたデービットの下宿生活は、急に緊張に満ちたものになる。
ザナというデービットの同級生の不思議な少女が重要な役割を担うことになり、ただの意地悪なお隣さんだと思っていたベーコンさんさえ今回は思わぬ活躍を見せる。 -
大学生の男の子が主人公なんだけど、何か入り込める。
辛くなるようなシーンもあったけど、
この物語の世界が好きです。
続編も気になるな~。 -
面白い。
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龍のすむ家の続編。
舞台は前編と変わらないが、
謎の登場人物が!
龍の涙の秘密も少しづつ明かされて行く。
アクション的要素が加わり、テンポよく進む。
主人公、デービットは失恋と新たな恋と秘密を経験することに。
ますます目が離せない。