- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812421932
作品紹介・あらすじ
『神々の指紋』のグラハム・ハンコックが古代エジプトに源流を発する、大いなる異端の連鎖を追う!十字軍・ルネサンス・フランス革命・アメリカ独立・ナポレオン誰もが知っている歴史の影に誰も知らない事実があった!隠された信仰の系譜を追う2000年にわたる歴史探索!グラハム・ハンコックと共に、今、もう一つの世界史をのぞく。
感想・レビュー・書評
-
失われた世界 フランス革命にもエジプト文明(非キリスト)の影響
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「神々の指紋」とか書いた人なので、ちょっとキワモノっぽいなあと思いつつ、でも目次を見たら面白そうだったので。内容は、カタリ派やボゴミール派、更には遡ってグノーシス派まで、(あるいはそれ以上遡って古代ヘルメス主義辺りも)、脈々と同じ思想の系譜なのではないか、ということらしい。
上巻はそれぞれの主張や盛衰に割かれていて、さすがにかなりの知識なので、読んでいて楽しかった。それがタイトルの「タリズマン」とどう結びつくのか、あまりピンとこないのだけど、たぶん下巻に進めばわかるのでしょう。 人間の想像力の大きさと他者に対する不寛容さの歴史に思いを馳せた。 -
グラハム・ハンコック著作は一通り読んでいるので・・・。
上巻は導入部分の宗教に関する説明が半分以上を占めていて表題の「タリズマン」の話題が出るまでちょっと長かった。
日本人には宗教ってなじみが薄いですが、その宗教の歴史をみるのも興味深いかと思います。
続きの感想は下巻にて