若社長の優雅な休日 (ラヴァーズ文庫)

著者 :
  • 竹書房
3.09
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本棚登録 : 76
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812426067

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  • ☆3.7

  • ◎総合評価 4
    ◆ヒロイン? 4  ◆ヒーロー? 4
    ◆純愛 4     ◆情熱 4
    ◆さわやか 3   ◆セレブ 3
    ※シチュエーションも新鮮だったし、意外と楽しめた。気持ち的には★3.5。

  •  都心から5時間も離れたところにある、贅沢な旅館「山水館」そこは、セレブだけが知っている場所。
     一泊数十万からするその旅館の従業員は、特殊な制度の元、成り立っていた。
     かつて、ホテルに勤め「癒しのホテルマン」と呼ばれていた天野心はヘッドハンティングをされて、山水館に勤めることになった。
     一流の接客を提供するという山水館では、前職がある心にすらも最低一年間の一年の研修期間を必要とし、ようやく人前での接客を許された身分。
     そこに現れたのが、休暇でやってきた大企業の御曹司・野矢慎二郎。
     彼は心のことを「気に入った」と言い出し、本来まだアシスタントである心ができるはずのない「部屋付き」に指名されてしまう。
    「部屋付き」とは山水館独特の制度で、離れが本館よりとんでもない山水館では、離れに一人、専属の人間を付け、宿泊した客の全てのサービスの責任を負う、というもの。
     夜は心以外の従業員さえやってくることなく、こちらから助けを求めることもできない、という状況の中、初めての専属接客で戸惑う心に対して、慎二郎は意地悪で甘い罠を仕掛けていて……

     という話でした。
     まあ、甘い罠、というよりも心のことを気に入って、心に思う存分甘えて、お酒をちょっと飲ませすぎただけで……そんでもって酔って理性の飛んだ心にオイタをしただけで、全然、めちゃくちゃではなかったような気がする……。
     この人の作品は、いつも思うんですけど、それなりにエロいけど、それよりも登場人物がしっかり萌えるように描かれていて面白いなあー……と感心します。

     今回は、御曹司×旅館従業員。
     ただし、「クビにするぞ!」という脅し系の無理やりではなく、翌日目覚めた心が何もなかったことにしようとすれば、それに乗ってあげるだけの優しさは有り。
     心も「クビにされても、田舎の旅館で働いたらわからない」とそういう脅しには乗らないしっかり者だし。
     全然、無理やり系ではありませんでした。
     ただちょっと、日中は男前の見かけに関わらず慎二郎は甘えん坊系であるのと(心にアーンしてと言ってみたり)、それとは対照的に弟のいる心は見た目に比べてしっかり者。言いたいことは言う性格なのに、夜になったらそれが逆転して、慎二郎にしたい放題されてる心がエロエロな台詞も簡単に言っちゃう(いや、責められて口にしてるので、簡単ではないのだけれど)ギャップにときめくくらいですかね?

     犯られっぱなしの受け、とか、犯りたい放題の攻めって訳じゃないのでいい感じで萌えれる小説だったと思います。

  • 超高級ホテルが舞台で、(攻)大企業の御曹司×(受)新米ホテルマンという作品です。

  • タイトル:若社長の優雅な休日
    著者名:森本あき
    イラスト:タカツキノボル

    ■Story■
    「癒しのホテルマン」天野心が勤める山水館は、
    世界中のセレブが一度は宿泊するという超高級ホテルである。
    心はまだアシスタントだったが、休暇でやってきた大企業の御曹司、
    野矢慎二郎に気に入られ、専属の世話係に指名されてしまう。
    慎二郎が泊まる別館は、貸し切り別荘になっていて、
    滞在中は宿泊客どころか心以外のホテルマンさえもやって来ない。
    ふたりきり、そして初めての専属接客で戸惑う心に、
    意地悪で甘い、慎二郎の罠が…!!

    ■感想■
    山水館のことを想像するだけでウットリしてしまう。
    一生に一度は、宿泊してみたい。
    慎二郎のダメっぷりと言うかガキと言うか…甘えっぷりがすごい恥ずかしい。
    心もそれに比例して甘えっぷりが…(爆)
    年下わんこな彼がお好みな方にはおススメ。

  • ココちゃんの可愛さ炸裂!ですよ。
    でかい有名リゾートホテルのホテルマンとそこに泊まりに来た若社長のお話なんですけど何とも言えないズルズル感が良い(笑)
    ココちゃんの認めたくない故の意地っ張りさはキュンときますww
    丸一年ほっとかれても想い続けたココちゃんの一途さは凄いな。

  • 挿絵で買いました。如何せんタカツキさんは本当に作家に恵まれませんね。特に面白いことも無く、只々「ココちゃん」という呼称にテンションだけがどんどん下がっていきました。

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