ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 (竹書房エンターテインメント文庫)

著者 : マックス・アラン・コリンズ 脚本・アルフレッド・ガフ 脚本・マイルズ・ミラー 訳・有澤真庭

• 竹書房 (2008年8月7日発売)

感想・レビュー・書評

[aa5569さんの感想 · 2008年9月5日]

見る前から少し予想してましたが今回のハムナプトラはシリーズ中一番の駄作だと思います。
まず設定が基本的にむちゃくちゃすぎる。ブレンダン・フレイザーが父親役にしては若すぎるとか言う人がいますがその辺は映画なんで別に許せますが、許せないのはジェット・リー演じる皇帝がキングギドラみたいに変身したり、雪山で何の説明もなく雪男？みたいなんが出現してくるあたり。あの辺りで一気に興ざめしました。あと全体的にアクションもストーリーも２の焼きまわし感が否めません。皇帝が最強の軍隊を持っていてそれを復活させようともくろむ中国軍人なんて２のスコーピオンキングと大英博物館の館長のまんま。博物館からのカーチェイス的なアクションも２の２階建てバスのシーンのまんま。
あと、中国軍人と女兵士が恋仲だったかどうかの説明もないまま両方死ぬし、その辺もっと説明した方が絶対感情移入できるはず。。このシリーズは１が一番かな・・。アクションはわりと地味だけどリアリティあるし一番冒険活劇っぽいもん。３は完全にコメディですよ。CGも妙に安っぽく感じたしね。
不平不満だらけです。４はいりません！！